京都御苑の蛤御門
滅多に開くことのなかったこの門、
御所の火災の際だけは開きました。
固く閉じていたものが火にあぶられて開いたことをハマグリになぞらえて「蛤御門」。
ハマグリ【蛤】は中国語で、”蛤蜊 géli”
この火災ですが、いつの火災を指すかについては、
宝永の大火(1708年)後とする説と、
天明の大火(1788年)後とする説と、
近年では寛文13年(1673年)の火災とする説や、
「開かずの門」は本来は現在の下立売御門であったとする説もあるそうです。
これは下立売御門↓↓見た目は「蛤御門」とあまり変わらない~~。
元治元年7月19日(1864年8月20日)の蛤御門の変では門の周辺が長州藩との激戦地となりました。
今でもその打ち込まれた鉄砲の玉の痕が見られます。
極身近に約160年前にここで起きた戦の様子がしのばれますね。
そんな京都御苑は他にも見どころがいっぱい。
「良知学舎(りょうちがくしゃ)」では10月から新しく「京都御苑」のツアーレッスンを開催します。
散策しながら、目にしたものを中国語で言ってみましょう。
実際に見たもの、触れたものは印象に残り覚えやすいですね。
秋の京都で楽しく中国語を学びませんか。
エリザベス女王の思い出
現地時間9月19日、イギリスの女王エリザベス二世の葬儀がロンドンで執り行われました。
当地时间9月19日,英国女王伊丽莎白二世的葬礼在伦敦举行。
Dāngdì shíjiān 9 yuè 19 rì,Yīngguó nǚwáng Yīlìshābái Èr Shì de zànglǐ zài Lúndūn jǔxíng.
またしても、歴史の教科書に登場するような人物の逝去を目にすることになりました。
かつて女王が京都を訪問された時に、私は両親に連れられて龍安寺の辺りの一条通まで見に行ったことがあります。
車に乗った姿が見えると沿道の人々から「わあー」と声が上がり、
子ども心に感動して、そのことを作文を書いて、担任の先生に上手く書けていると褒められて
クラスのみんなの前で読んでもらったことを覚えています。
女王の凛として優しいお姿は、世界中の人々の心に残ることでしょうね。
愿您在天国安息,一路走好!
今日は敬老の日
医療の進歩や健康意識の高まりで
100歳以上の高齢者が9万人以上。
52年連続で過去最多。
女性が約9割だそうです。
中国ではどうかといいますと、
新華社通信によると、今年6月30日現在、全国の100歳以上の高齢者は58,789人に達し、
昨年同期より4,623人増加。
最高齢者は128歳。
中国語では↓↓
据新华社电截至今年6月30日,全国健在的百岁老人已达58789人,比去年同期增加4623人,其中年龄最大的128岁。
大型で非常に強い台風14号
過去に例がない危険な台風で、数十年に一度しかないような大規模な災害が発生するおそれが高まっているとのことで
十分注意しなければなりません。
台風が来る前にやっておくこと
不要不急の外出は避け、出られなくなった場合に備えて、自宅では水や食料を十分に準備し、
窓やドアを補強し、ベランダの鉢植えを室内にしまいましょう。
自宅の電気回路、照明、ガスなどの設備が安全かどうか確認し、懐中電灯をいくつか用意しておくとよいでしょう。
低い場所には車を停めず、できれば水はけのよい屋内駐車場に停めましょう。
中国語の訳文↓↓
台风来临前要做哪些准备
没有必要情况不要外出,在家里要准备充足的水和食物,以防被困;加固家中的门窗,将放在阳台上的盆栽收进室内。
检查家中的电路,照明设备,煤气等设施是否安全,最好准备一些手电筒;
车辆不要停在低处,最好是停在排水系统完善的室内停车场。
未雨绸缪[wèi yǔ chóu móu]という四字熟語があります。
これは「雨の降る前に雨戸を修繕する、まずよく準備してから事を行う、転ばぬ先の杖」という意味です。
こちらまだ雨は降っていません。今から雨戸の修繕!!!
それはムリだああ!!!
大事な髪の毛
季節の変わり目で髪の毛も抜けやすいですよね。
むかしのテレビCMに「抜け始めてわかる、髪は長い友達」というのがありました。
このフレーズにあわせて、画面では「髪」と言う字の右上の「彡」の部分が一本づつ抜けていって
左上の部分の「長」の字が横長に大きくなって
次に下の部分の「友」の字が大きくなる
というものだったと記憶しています。
子ども心に、「うまいこと言うな~」と思いました。
これも随分前ですが、中国製の毛生え薬、「101」がブームになったことがありました。
私も父の友達のおじさんに頼まれて、中国でこの「101」を買って帰りました。
たいそう喜ばれて価格の数倍のお金をいただき、申し訳ないやら、内心嬉しいやら。
そのおじさんから電話があり「101」を使ってみたところ、産毛が少し生えてきた!と弾んだ声でお礼を言われましたが
その後、会ったとき、髪はやはり以前と同じ。
効果はやはりなかったのでしょうね。
そんな大事な髪ですが、京都の嵐山に「髪」の神さまをお祀りしている神社があります。
「御髪神社」といって、日本で唯一の「髪」の神社です。
中国語教室の良知学舎が開催する『京都を巡る中国語』ツアーレッスンの嵐山編では、この「御髪神社」にもお参りします。
ツアーレッスンとは、ちょっとした小旅行、現場に足を運んで五感を使って実践型で中国語を学びます。
嵐山を散策しながら、目にしたものを中国語で言ってみましょう。
10月の開催日
10月22日(土)10:30~12:00
10月30日(日)10:30~12:00