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2025/07/21

【 先生のマネはできるのに、自分で読むとグダグダ!?】中国語発音あるあると、その克服法

みなさん、こんにちは。 大家好!


「先生の言った通りに言えば通じるのに、自分で文章読むとあれ?声調どこいった?」


——そんな経験、ありませんか?


今回は、学習者さんの中でも特に多い“発音ギャップ”について、しっかり対策までご紹介します。


なぜ「マネはできるのに自分で読むと崩れる」のか?

この現象、実は脳内で行っている作業が全く違います。


「先生の音をマネする」は “耳→口”の模倣モード


「自分で文字を読む」は “文字→脳→音”の変換モード


後者は負荷が高くて、声調やリズムが崩れがちです。


だからこそ、ここを強化すれば自立した発音力がついてきます。


おすすめ練習法

シャドーイング:0.5秒遅れでモノマネする練習法


  • やり方の詳細

音声再生と同時にスクリプトは見ないことからスタート  → 最初は耳のみに集中。聞こえた音を、0.5秒ほど遅れて口に出します。 → スクリプトを見ながら練習するときもありますが、最初は“耳→口”の流れを強化するのが目的。


最初は一文のみをくり返す  → いきなり段落は難しいので、短めの会話文を選びます。


慣れてきたらまとまった音声で練習  → 会話形式やナレーションの音声(1〜2分)を、意味理解よりも「音そのもの」を重視して何度も再現。


  • 教材の選び方


テキスト+音声がセットになったものがおすすめ


発音が明瞭な素材から始めると、聞き取りやすく練習しやすい


  • 声調を“歌のメロディー”のように意識する理由

声調は、中国語の「意味」を決める音の高低・変化。


日本語にはない概念なので、覚えづらいと感じる方も多いです。


そこでおすすめなのが「歌うようにまねる」こと。


  • メロディー意識のポイント

第1声は高く平坦に「ピーン」と長く


第2声は「えっ?」と尋ねるように上げる


第3声は「あ~あ」と低く沈んで上がるカーブ


第4声は「うん!そう!」のように鋭く落とす


歌やCMのメロディーを覚えるように、声調にも「リズムと高さ」があると思って聞き取ると、意外と頭に残ります。


  • 注意点

発音しようとするあまり、ピンインや意味を意識しすぎない


音に乗って口を動かすことに集中する


覚えようとするより「まねする」ことを優先する


こんな方におすすめです

発音はできるはずなのに、自分で読むと「あれ?」ってなる方


ピンインの世界に迷い込みつつある方


声調に人生を振り回されたくない方(笑)


もっと詳しく知りたい方へ

「ピンイン付きの例文で声調を意識しながら練習したい」 「録音してチェックしたいけど、どこを直せばいいか分からない…」 「先生のマネはできるのに、自分で読むと声調が迷子になる…それってなんで?」


そんな疑問や、学習のお悩みがある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 


ご質問やリクエストに合わせて、練習方法や資料についてもご案内しています。


お問い合わせはこちらから


「自分で読んでも通じる」発音を目指して、ご自身のペースで、楽しく取り組んでいただけるようサポートします。


「発音がうまくできない」と感じる瞬間は、自分の成長の入口でもあります。


 うまくいかない理由が分かれば、対処法も必ず見つかります。 


練習は地味で長い道のりかもしれません。


でも、自分の口から正しい音が出た瞬間の感動は、きっとあなたを次のステップへ連れていってくれます。


“聞けるだけ”から“読めても通じる”発音力へ。 


発音で悩んだ分だけ、あなたの中国語はきっと深く、強く、面白くなっていきますよ。