京都「桜満開」
京都でも昨日、気象台が桜が満開になったと発表しました。
美しい桜の花の間を、小鳥がしきりに行き来し、しょっちゅう花の蕊(しべ)をつついています。
この文の中国語は↓↓
美丽的樱花间,小鸟不停地穿梭在花间,时不时啄着花心。
Měilì de yīnghuā jiān,xiǎoniǎo bùtíng de chuānsuō zài huā jiān,shíbùshí zhuó zhe huāxīn.
ここは「堀川第一橋」という所です。
京都市指定有形文化財に指定されています。
この橋は江戸幕府が御所と二条城を結ぶ橋として架け、
当時は木の橋で「中立売橋」と呼ばれていました。
後水尾天皇が二条城へ向かうためこの橋を渡ったそうです。
その木製の「中立売橋」がどうして「堀川第一橋」という名になったのでしょうか?
それは、明治になって京都市内の木橋を、いわゆる「永久橋」と言われるコンクリート橋など、ある程度の長期間にわたって架け替えが必要ない橋に架け替えたもののうち、
堀川で最初の橋だったことから「堀川第一橋」と名付けられたそうです。
またこの橋は世界的にも数少ない「真円・全円型アーチ橋」としても知られています。
何気なく普段通り過ぎるところも、きれいな桜が咲いているなあと足を止め、その歴史に思いを馳せるのは面白いですね。
京都 神泉苑の桜
あちらこちらで桜が見頃です。
昨日3月29日、神泉苑は八分咲きといったところでしょうか。
神泉苑には「善女龍王」が祀られています。
平安時代初期のことです。長引く干ばつで、全然雨が降りませんでした。
そこで、時の帝、淳和天皇に雨乞いを命じられた弘法大師空海は、
ズルをしたライバルの守敏に勝って、みごと雨を降らせたのでした。
824年、弘法大師空海がここで雨乞いをしました。
その時空海は北の天竺無熱池から雨を降らせてくれる「善女龍王」を招き、庭の池に移り住んで頂いたと言われています。
空海は「龍王がよその世界に行ってしまうと、池が浅くなり、国運が衰退してしまう。
その時、私の弟子たちが、龍王にお祈りし、龍王を引き留めて、国運が良くなるようにしてください」と言いました。
なので神泉苑は格が高いのです。
中国語では↓↓
据说天长元年(824)弘法大师空海乞雨时,请得北天竺无热池的善女龙王现身,并移住在苑内的水池中。
空海曾言:“若龙王移住他界,则池水变浅,国运将衰。其时我门徒加以祈请,挽留龙王,可助国运。
”故此神泉苑的地位颇高。
「善女龍王」は、1200年間、池の中から桜を見ているのでしょうね。
【桜餅】作りました
京都のさくらも所により満開です。
花より団子といいますが、やはり「美味しいもの」は欠かせません。
ということで、「桜餅」を作ってみました。
今回は、中の「あん」も小豆から圧力なべで炊きました。
砂糖は本などで紹介されている分量の半分以下でかなり控えめ。
もち米は炊飯器で炊きました。
食紅で色づけ。
濃い過ぎず、うまく「さくら色」になりました。
包んで丸めて形を整えます。
断面はどうなっているか切ってみると、まあまあ「あん」が真ん中になっていました。
味もあっさりした甘さで、大成功(自画自賛)
「自画自賛する」という意味の中国語に、
‟老王卖瓜,自卖自夸 Lǎowáng mài guā,zì mài zì kuā”というのがあります。
意味は「王さんが瓜を売る.自分で売りながら甘い瓜だと自分でほめる」
瓜と夸の「uā」で韻が踏んであるのですね~~
私の場合・・・・・・
‟由良做饼,自做自夸”
「由良さんが餅を作る.自分で作っておいしい餅だと自分でほめる」
あれ~、韻が踏んでない!
この点はザンネンでした。
桜咲く六角堂
先日金曜日、授業が終わった後に皆さんと一緒に桜が咲く六角堂に行きました。
まだ満開には数日ありそうですが、花の咲いている一角は更に明るいように感じました。
桜は目も心も楽しませてくれますね。
そして、ここで中国語ミニツアーレッスンを行いました。
混同しやすいイディオムを、目の前に有る物を使った文章で練習しました。
お堂の前にこのような旗が何本も立っています。
旗に描かれているのは聖徳太子。
この六角堂は聖徳太子によって建てられました。
そのいきさつは・・・
聖徳太子は四天王寺を建てるため、木材を探しにこの地にやってきました。
そしてちょっと池で身を清めようとして、ずっと持ち歩いていた小さな仏像を木に掛けました。
するとその仏像が、この地にとどまって人々を救いたいと太子に告げて動かなくなりました。
そこで聖徳太子は六角形の御堂を建てて仏像を安置したと言われています。
六角堂のすぐそばに池坊
六角堂の北側には聖徳太子が沐浴したとされる池の跡があります。
この池のそばには僧の住い(住坊)があったため、そこに住んでいた住職を次第に「池坊」と呼ぶようになりました。
聖徳太子に仕えた小野妹子が出家した後ここに住んだということです。
中国語では↓↓
六角堂的北边,保留着一处据传是圣德太子曾沐浴过的水池遗迹,
而在这个水池旁曾有僧侣的住处(住坊),于是居住于此的住持逐渐被称为“池坊”。
曾侍奉于圣德太子的小野妹子出家后据说就居住于此。
住職の「池坊」は、仏前に花を供え、それにさまざまな工夫を加えて「いけばな」に発展しました。
六角堂にはこの他にも歴史的文化的に見どころが満載で、それがぎゅっと凝縮された所です。
『京都を巡る中国語ツアーレッスン』に「六角堂編」も作りたいと思います。
乞うご期待。。
「さくらの日」
京都地方気象台は先日3月24日、 京都でさくらが開花したと発表しました。
例年に比べて2日早く、去年に比べて8日遅い開花だそうです。
そして今日3月27日は「さくらの日」
日本さくらの会が制定した記念日で、
3×9(さくら)=27の語呂合せから、3月27日が「さくらの日」となったとか。
季節を表す七十二候で言えば、ちょうど昨日から『桜始開(さくらはじめてひらく)』(桜の花が咲き始めるという意味)に当たります。
さくらは咲いてから散るまで、わずか7日間。そのため、「花七日」とも呼ばれます。
中国語では↓↓
樱花自开花至花残只有七天,因而也有称作‟樱花七日”的说法。
「花七日」(はななぬか)、盛りの短くはかないことのたとえですね。
京都にはさくらのきれいなところがいっぱい。
散らないうちに春を感じにお出かけを。
どうぞコロナ感染対策は十分に!
帷子ノ辻の由来
京都にはなかなか読めない地名がありますが、「帷子ノ辻」もそのひとつです。
読みかたは、「かたびらのつじ」
京福電鉄(通称・嵐電)の駅に「帷子ノ辻」という駅があります。
この近くに大映の京都撮影所や、現在も「大映通商店街」があり、
この大映通と三条通が交わる辺りに、この「帷子ノ辻」駅があります。
「帷子」とは、夏の着物の一種ですが、地名の由来についてどんな物語があるのでしょうか・・・
平安時代初期、嵯峨天皇の皇后であった橘嘉智子(たちばなの かちこ)は、仏教の信仰が厚く、多くの功績がありました。
この皇后、伝説によると、絶世の美女!
修行中の若い僧侶たちでさえ心を動かされるほど。
こうした状況に皇后は、一体どうすれば、仏教の教えである『諸行無常』の真理、「この世は無常であり、すべてのものは移り変わって、永遠なるものは一つも無い」ということを、人々に告げられるかずっと考えていました。
それならば自らの身をもってそれを告げようと、
自分が死んだあと、亡骸は埋葬せず、どこかの辻に打ち棄てて下さいと遺言しました。
そして皇后の送葬の時、棺を覆った帷子(絹または麻糸で織った夏の着物の一種)が、この辻のあたりで風によって飛ばされ舞い落ち、皇后の遺体はこの辻に遺棄されました。
遺体は日に日に腐り、かつての絶世の美女も醜く無残な姿で横たわり、白骨となって朽ち果てました。
人々はその様子を見て世の無常を心に刻み、僧たちも妄念を捨てて修行に打ち込んだといいます。
皇后の遺体が置かれた場所が、すなわち「帷子辻」と呼ばれた場所だということです。
中国語で要約すると↓↓
平安时代,一个信奉佛教的美貌皇后,为了唤醒世人,宣扬“世事无常”的佛法,留下遗言说,自己死后不要埋葬,而要抛弃在十字路口,就这样被野兽和乌鸦啃噬。皇后尸骨被放置的地方,后来被称作——帷子辻。
点心の由来
中華料理の軽食、「点心」、おいしいですね。
そもそも‟点心 diǎnxin ”とは
①]間食として食べる物:菓子・ケーキなど
②軽食(麺類など)
③デザートまたは料理の中間に出される軽い箸休めに相当するもの
「点」は、中国語で、「少し、少量」
「心」は、「感情.気持ち」という意味を表し、
点心は、その字のとおり読むと、「少しの気持ち」
すなわち、「わずかながら感謝の気持ち」という意味に解すことができます。
伝説によると、東晋の時代にある名将が、兵士たちが日夜戦場で戦い、勇敢に敵を倒し、戦果を上げる姿に感動し、
「点点心意」(わずかながら感謝の気持ち)を込めて、みんなの好きなおいしいお菓子を焼いて前線に送り、兵士たちをねぎらうように命じました。
それ以来、「点心」という呼び名が広まり、現在に至っています。
中国語では↓↓
相传东晋时期一大将军,见到战士们日夜血战沙场,英勇杀敌,屡建战功,甚为感动,
随即传令烘制民间喜爱的美味糕饼,派人送往前线,慰劳将士,以表“点点心意”。自此以后,“点心”的名字便传开了,并一直延用。
東晋とは4世紀の初めに建てられた王朝ですから、随分前から「点心」があったのですね。
それにしても、やさしいええ上司やなあ~~
創作「水ようかん」
冷蔵庫に、こしあんがあったので
水ようかんを作りました。
寒天を一晩水に浸けて戻して作るのはちょっと面倒・・・
簡単にゼラチンを入れてみました。
でもゼラチンの量が少なくてあまり固まらず、包丁で切ることができませんでした。
それならばとスプーンですくってガラス容器に入れて、上にくるみを飾りました。
するとちょっとおしゃれにできました。
砂糖は全く加えずあんの甘さだけで
ちょうど程よい甘さ加減になりました。
「ようかん」は漢字で「羊羹」と書きますね。
羊羹の元々の意味は・・・
羊羹(ようかん)は中国発祥で、羊肉を煮こんだスープを、冷やしておかずにしたのが始まりです。
その後、禅宗とともに日本に伝わり、僧侶は肉を食べなかったため、小豆や小麦粉や葛粉を混ぜて蒸したことから、羊羹は日本では次第に豆類を使ったゼリー状の食べ物に進化していきました。
中国語では↓↓
羊羹起源自中国,最早是用羊肉来熬制的羹,冷却成冻以佐餐。
其后随禅宗传至日本,由于僧人不食肉,于是便用红豆与面粉或者葛粉混合后蒸制,故羊羹在日本慢慢演化成为一种以豆类制成的果冻状食品。
羊羹の「羹」は、中国語でも、とろりとした濃いスープのことです。
「羊の濃いスープ」、羊羹で元々の呼び名がそのまま残っているのはおもしろいですね。
「太秦(うずまさ)」の由来
京都には簡単に読めない地名が多々ありますが、「太秦(うずまさ)」もその一つ。
平安時代初期に編集された数少ない書物の中に、『新撰姓氏録』という記録がありますが、
これはその当時近畿に住んでいた氏族の姓および出自等が書かれている氏族名鑑です。
その中の渡来および帰化系氏族のうち約3分の1の多数を占める「秦氏」の項によれば、
中国・秦の始皇帝13世孫、孝武王の子孫にあたる功徳王という人が、仲哀天皇の時代に一族を連れてやってきて、
また融通王という人が応神天皇の時代に、秦氏を引率してやってきて帰化しました。
高度な文明を持つ渡来人は、度重なる国内の戦争や文化交流の広がりによって日本に移住することが多く、農耕技術などの農耕文明、土木建築技術、土器焼成、鉄鍛造、機織りなどの技術を伝えました。
渡来人通常是因国内战争频繁或随文化交流传播而移居日本,这些拥有高度文明的渡来人传入诸如农耕技术、土木建筑技术,以及烧制陶器、锻铁、纺织等农业文明。
その後秦の民はばらばらに散らばっていて、こき使われていました。
そんな状況を、秦酒公(はたのさけきみ)が嘆いて、天皇に訴えたところ、
天皇は、訴えを聞き入れて「秦の民は秦酒公のところに集まれ~」と詔を出したのです。
秦公酒はたいそう喜んで、感謝の気持ちを表し、絹織物をうず高く積んで天皇に献上しました。
天皇は、これらの絹織物は肌膚(ハダ)に温かだとおっしゃって
その時に「波多(ハダ)」の姓を賜ったとされています。
献上された絹織物がうず高く積まれたので、
「禹都万佐(うずまさ)」という号を賜り、後に「太秦」の字をあてたということです。
また、漢字については聖徳太子の「太」と秦氏の「秦」をくっつけたという説もあるそうです。
遠い昔の話が、今も地名として残っていて、この地でそんなことがあったのかと当時の人々に想いを馳せると、歴史の息吹を感じておもしろいですね。
桜咲く 樱花开了
つい先日まで「梅」だったのに、
何だか急に「桜」が咲き始め、今年の桜シーズンがスタートしています。
今年の開花は、平年並みより早めのところが多い見込みだそうです。
写真は京都市右京区の四条通と有栖川が交わるところ。
薄紅色の桜、
春の美しい彩りいっぱい満ちて
春の賑やかな活気であふれ
春のはつらつたる元気を散播中。
中国語では↓↓
粉红色的樱花,
充满着春天的精彩,
洋溢着春天的热闹,
散播着春天的朝气。
桜の咲く時期は短く、だからこそその価値があり、精一杯鑑賞し、春を愛でたいものです。
卵立て “竖鸡蛋”
毎年、春分の日になると、世界中の何千万人もの人々が、「中国の民間風俗習慣である『卵立て』」をやります。
每年的春分,世界各地有数以千万计的人在做“中国民俗竖鸡蛋”。
やり方:なめらかで均整のとれた生後4、5日目の産みたての卵を選び、そっとテーブルの上に立てる。
失敗も多いが、成功も多い。
春分の日は卵が立ちやすいことから、行われるようになりました。
なぜ、春分の日に卵が立ちやすいのでしょうか?
春分の日は、北半球と南半球で昼と夜の長さが同じになる日で、
66.5度傾いた地軸と太陽の周りを回る地球の公転面が相対的に力を均衡させるので、卵が立ちやすい日でとされています。
これは春の訪れを祝う4000年前からある風習で、
卵が立てば、この一年、運がいいと言われます。
やってみました。
ゴロンゴロンしてなかなかできませんでしたが、ついに成功👌😆
運の良い一年になりますように。
お彼岸のおはぎ
お彼岸に「おはぎ」、おいしいですね。
小豆を炊いて甘さ控えめのつぶあんを作りました。
そしてもち米を炊飯器で炊いて、丸めてあんで包んでおはぎの出来上がり!
濃いめのお茶を淹れました。
TikTokの動画はこちら↓
https://vt.tiktok.com/ZSdRo6vJu/?k=1
一般的には、春は春に咲く牡丹にちなんで「ぼたんもち」→「ぼたもち」。
秋は秋に咲く萩にちなんで「御萩」→「おはぎ」と言うそうですが、
近年では、季節を問わず春でも「おはぎ」と言われることが多いようです。
お彼岸におはぎをお供えするようになったのは、
小豆の赤が邪気を払う効果があるからとも言われています。
私の父は和菓子屋でした(今はもう引退)。
小豆を炊くとき、如何に色が黒くならずに赤く炊くかが腕の見せどころだったそうです。
菓子職人も赤が邪気を払う効果があるのを知っていたのでしょうか。(いえ、父は多分知らない)
私が作ったのは残念ながらそんなに赤さは残せませんでしたが、味はそこそこ美味しくできました。
「彼岸」という言葉は、もともと仏教用語で、
「煩悩から解き放たれた悟りの全ての世界」という意味です。
中国語では↓↓
“彼岸”它原本是佛教用语,
意为“从满是烦恼的世界解脱而出的参悟了一切的世界”。
長引くコロナ禍、物価の上昇などなどいろいろありますが、おはぎを食べているその時は煩悩から解き放たれた至福の時です。
ビジネス交流会に参加
昨日は、京都商工会議所のビジネス交流会に参加しました。
たくさんの異業種の方々と名刺交換をしました。
様々な視点でビジネスを展開されている方々と触れ合い、全く違った世界を垣間見ることができました。
自分の出来る事と外界の刺激を結びつけると、新しいアイデアが生まれる気がします。
今後の授業においても、こういった考えを活かし工夫して、楽しく学んでもらえるようにしたいと思いました。
創造性が高まったとても良い機会でした。
城南宮の椿
城南宮の神苑には、150本のしだれ梅以外にも約50品種300本の椿が植えてあります。
中でも目を引いたのが入り口近くにある「蝦夷錦」と言う品種の椿です。
1本の木から紅白まだらになっている花と、赤色の花の2種類が咲いていて、このような椿は初めて見ました。
椿の花言葉は、「愛らしさ」「謙虚さ」「慎しみ深さ」「理想の愛」「すばらしい魅力」「抑えきれない美徳」。
中国語では↓↓↓
茶花的花语是:‟可爱”、‟谦逊”、‟谨慎”、‟理想的爱”、‟了不起的魅力”、‟抑制不住的美德”。
まるで○○さんみたい
○○に入るのは誰?
大相撲の番付表
大相撲三月場所が始まっています。
大阪では3年ぶりに観客を入れて行われ、多くのファンが開催を待ち望んでいました。
そんな中、先日、月曜夜クラスの生徒さんから「番付表」をいただきました。
貴重なものを、どうもありがとうございました。谢谢!
私は、本物を見たのは初めてです。
紙は和紙で、ほのかに印刷のインクの香りがします。
下の方の字を読むのは虫眼鏡が要るとは、聞いていましたが、まさしくその通り。
また、力士の名前だけが載っていると思っていましたが、
行司や審判、さらには相撲協会の理事や呼出し、床山まで載っていました。
みなさんの力で成り立っているのだなと思いました。
相撲の力士は、成績によって、序ノ口、序二段、三段、幕下、十両、前頭、小結、関脇、大関、横綱の10の階層に分けられます。
横綱は最高位の称号です。
これを中国語では↓↓
相扑力士按成绩分为10级:序之口、序二段、三段、幕下、十两、前头、小结、关胁、大关及横纲。
横纲是最高级称号。
春場所、この番付表を手にして、テレビ観戦します。
JRダイヤ改正で減便
JRは先日3月12日の土曜日にダイヤ改正を行いました。
鉄道会社は列車の本数を減らしました。
中国語では↓↓
铁路公司减少列车班次。
〔班次〕bāncì というのは、
(バスや電車など交通機関の)発車回数、便のことです。
減便で不便に感じている方も多いでしょう。
京都駅発の特急も運転を取り止める列車があります。
山陰本線の「きのさき7号と11号」、「まいづる9号」が取り止め。
コロナ禍前は外国人で溢れかえっていたホームも今は人影が無く、寂しい限り。
このホームがかつてのように賑わう日が早く来て欲しいです。
京都 城南宮 しだれ梅
城南宮神苑のしだれ梅は絶景
まさに「息をのむ」ようです。
春の暖かい日差しに誘われて、見にきた価値が大有りでした。
白、ピンク、濃い赤の150本のしだれ梅が青空に映え、
マスクの上からも漂う甘い良い香りと
小鳥のさえずり
これは他で見た事がない圧巻の景色です。
梅林をぬけると、苔の絨毯
その上に落ちた赤い椿とバックのしだれ梅が織りなす景色はまさしく「芸術」
しだれ梅
自然に垂れ下がる枝、颯爽とした姿の木、滝のような花、梅の中でも優れた品種です。
中国語では↓ ↓
垂枝梅 chuí zhīméi
其枝条自然下垂,树姿潇洒飘逸,花开如瀑,是梅花中的优良品种。
Qí zhītiáo zìrán xiàchuí,shù zī xiāosǎ piāoyì,huā kāi rú pù,shì méihuā zhōng de yōuliáng pǐnzhǒng.
この時期、おススメのスポットです。
昨日北京冬季パラリンピックが閉幕
ロシアのウクライナ侵攻で、重苦しい雰囲気ではありましたが、選手の皆さんの奮闘ぶりに感動でした。
選手たちのバランス感覚にびっくり! まさに超人的‼
日本勢も健闘し、アルペンスキー女子の村岡選手は金3個を含む4個のメダルを獲得とはすごいです。
あんなことができるようになるまではどれほどの練習をしてきたか想像すると、私も頑張ろうと勇気がわきます。
金曜日朝クラスの生徒さんから北京冬季オリンピックのマスコット「冰墩墩」のキーホルダーをいただきました。
プレミア物!!
これはいい記念、大事にとっておきます。
鴨肉って栄養あるの?
いつも、鶏肉を食べることが多いので、今日は「鴨」にしました。
ちょっと脂っこい感じがしますが、栄養あるのでしょうか?
☆鴨肉はアンチエイジングにも効果的☆
脚気や神経炎、多くの炎症性疾患に有効なビタミンB群やビタミンEを他の肉類より多く含み、アンチエイジングにも効果的。
中国語では↓↓
所含B族维生素和维生素E较其他肉类多,能有效抵抗脚气病,神经炎和多种炎症,还能抗衰老。
Suǒ hán B zú wéishēngsù hé wéishēngsù E jiào qítā ròulèi duō,néng yǒuxiào dǐkàng jiǎoqì bìng,shénjīng yán hé duōzhǒng yánzhèng,hái néng kàng shuāilǎo.
調べてみると、鴨肉は滋養強壮に優れた食品で、
家畜の肉に比べてタンパク質含有量が多く、脂肪も適度に含まれているそうです。
漢方では胃を養い、腎を整え、熱を取り、咳を止め、痰を解消する作用があるとされています。
実家の近くの川に何羽もいますが、獲って食べてはいけませんね。
昨日の夕食は少し奮発して「炙り本マグロ中トロ」
あぶらがすごい。
噛むと旨味がじゅわ~、ほんのり甘味。
もぐもぐ、ちょっと噛むと、すぐとろけてなくなってしまいました。
日本のマグロは緻密で脂がのっており、栄養価も高い
マグロは、高級レストランでも家庭でも、古くから国民的な人気を誇っています。
高級レストランでも家庭でも、必ず食卓に上る国民食です。
旬のマグロは、鮮やかな赤色をしており、きめ細かくなめらかで豊かな味わいです。
この文章の中国語↓↓
日本金枪鱼细腻肥润营养丰富口感佳
金枪鱼长期受到国民青睐,无论是高级餐厅,还是家庭餐桌,都少不了这道国民美食。应季的金枪鱼肉色泽鲜红,口感细腻醇厚。
マグロはなんと紀元前1万年以上前の縄文時代から食べられていましたが、
不吉な魚とされていた時期もあり、変遷を経て
今日で、前代未聞の被害をもたらした東日本大震災の発生から11年です。
今もなお避難を余儀なくされている方も多く、改めて心よりお見舞い申し上げます。
そして震災により犠牲になられた全ての方々に心から哀悼の意を表し、
被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
読売新聞社の全国世論調査
3月4日から6日にかけて、読売新聞社は東日本大震災に関する全国世論調査を実施しました。
調査では、予測不可能な自然災害に対して、食料の備蓄や避難場所の確認など、
「十分に備えている」と答えた人は7%、
「ある程度備えている」と答えた人は51%でした。
さらに41%の人が「準備していない」と回答しています。
中国語では↓
3月4日-6日,读卖新闻社就东日本大地震开展了一次面向全国的舆论调查。
调查中,在为应对不可预知的自然灾害而储备食品以及确认避难场所等方面,
有7%的受访者表示“做了充足的准备”,51%的受访者表示“多少做了一些准备”。
另有41%的受访者表示“没有做准备”
時間の経過とともに震災の記憶や被災地への関心が薄れ、震災の風化が懸念されているところですが、
この調査結果は、その一端を表していると言えるでしょう。
今一度、11年前のこの日について考える日にしたいと思います。
広隆寺
広隆寺 (こうりゅうじ)は、京都市右京区太秦にある、平安京遷都以前からある京都最古のお寺です。
安置されている右手を頬に軽く当てて思索のポーズを示す弥勒菩薩「木造弥勒菩薩半跏思惟像」は、国宝第一号。
本尊は、聖徳太子で、聖徳太子信仰の寺でもあります。
写真は、三条通から撮りました。
京都には、「太子道」という通りがありますが、「太子」とは具体的にどなたのことでしょうか?
それは、すなわち聖徳太子!
この太子道は、聖徳太子が広隆寺へお参りに行かれる時にお通りになった道、
後の人々が聖徳太子が建立した広隆寺へお参りに行く時に通った道、のことを指したそうです。
この道は、出世稲荷神社跡から西へ延びて、太秦安井付近で南へ下がり、蚕ノ社前を通って三条通に通じるまで。
今は、広隆寺の門前の道は、太子道ではなく三条通です。
広隆寺は、平安京遷都以前から存在する京都最古の寺院です。
中国語訳↓ ↓
广隆寺是平安京迁都以前就存在的京都最古的寺院。
Guǎng lóng sì shì Píng'ānjīng qiāndū yǐqián jiù cúnzài de Jīngdū zuì gǔ de sìyuàn.
NHKの朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の舞台になっている「条映太秦映画村」。
実在モデルである「東映太秦映画村」の前を通りました。
かつてここにボーリング場があったということを知っている人はもう少ないでしょうね。
中国語訳↓↓
「カムカムエヴリバディ」展、開催。
ここ映画村で
3月12日(土)~3月27日(日)
午前10時~午後5時
ドラマの小道具などが展示されるそうです。
この展示会への入場は無料。
今日、3月8日は、「さ(3)ば(8)」の語呂合わせから「さばの日」とされています。
昔から青魚は体に良いと言われていますね。
「さば」は中国語で、‟青花鱼qīnghuāyú”
さばには、脳神経組織の発達を促し、機能を良好に保つ働きのあるDHAが多く含まれています。
中国語訳↓↓
青花鱼中含有较多的DHA,有助于促进脑神经组织发育和维持良好机能。
「さば」が付くことわざで、真っ先に浮かぶのは「さばをを読む」。
中国語では、‟在数字上捣鬼 zài shùzì shàng dǎoguǐ”と言います。
‟捣鬼dǎoguǐ”は、「ごまかす.ペテンを使う.こっそり悪いことをする」という意味です。
私はいつも年齢を聞かれると‟23岁”(23歳)と答えています。
さばを読みすぎ!
ハート形のおせんべい
袋入りおせんべい
丸い形だけと思っていたら、
ハートの形ハートをしたのが出てきました。
なんかうれしい😊
ハートは「心」
甲骨文の「心」という字は、心臓の輪郭を模しています。
金文(中国古代、即ち殷周時代より秦漢時代頃までにつくられた青銅器に、鋳込まれ、あるいは刻された文字)では、
心臓の輪郭に動脈や静脈の形状が加り、真ん中の小さな縦線は血管を表しています。
中国語訳↓↓
甲骨文的“心”的字形像人心脏的轮廓。
到了金文,心脏轮廓的基础上增加了动脉和静脉的形状,中间的一小竖表示血管。
へえ~、心という字はそんなふうにできたのですね。
結局1袋に3枚出てきました。
最後まで残しておきました。
結局は食べましたけどね。
ニシジンくん
京都西陣織会館に久しぶりに行きました。
コロナ前は中国語圏からのお客様をお連れして、しょっちゅうここを訪れ、着物ショーを見学したものでしたが、今は着物ショーも中止です。
1階の入り口を入ったすぐのところにキャラクターがいました。
「ニシジンくん」との名札がついています。
その周りには素敵なネクタイが並んで売られています。
ニシジンくんもネクタイをしていたので、これも西陣織かと、
「ええネクタイしたはるねえ」
でも、ちょっとスカーフのような感じもしますが・・・。
動画を作りました。こちらから↓↓
北京冬季パラリンピックが昨日開幕しました。
ウクライナ情勢が緊迫する中での開催ではありますが、
どんな感動的なドラマが生まれるのかとても楽しみです。
昨日は初級クラスの授業でした。
前回、ウィンタースポーツを中国語で何と言うかを紹介しました。
そしてその単語の発音や簡体字のチェックをした後、イラストを使ってビンゴゲームをしました。
覚えやすい、面白かったと好評でした。
昨日の授業では、その単語を復習し更にその動詞を学び、作文にも挑戦
みなさん、それぞれ実体験に基づいた文章を上手に作ってくれました。
「これからテレビでパラリンピックを観戦する時、今日習った中国語を思い出すようにします」と、
今年寅年で年女の最高齢の方がおっしゃり
「是非そうしてください、また違った楽しみ方ができますよ」とうれしくなりました。
その方は、「病院に行くのは気が重いけど、ここに来る時は気分がウキウキする。毎回楽しみにしている」とも言って下さり、
講師として感動で胸が熱くなりました。
考えると、どのクラスでも、どのツアーレッスンでも、私の生徒さんはみなさん全て良い方ばかりで、本当にただただ感謝です。
ありがとうございます。
みなさんの中国語のレベルがアップするよう、さらに授業に工夫を凝らし、頑張って行こうと思います。
京都二条城のお堀です。
南北方向約400m、東西約550m、1周約2kmあります。
ジョギングや散歩をしている人をよく見かけます。
そんなお堀、どれくらい深いのでしょうか?覗き込んでも底は見えません。
敵が渡ってやって来るのを防ぐための堀なので、足が届かないくらいの深さで、2〜3mだそうです。
堀の底には通常、穴や土塁のような障害物があり、これらは障子とか堀障子と呼ばれます。
この中国語訳は↓ ↓
堀底一般附有洞穴或者是类似士垒状的障碍物,这些被称为障子或者堀障子。
底がぼこぼこだと進み難いですから、目に見えないところにも工夫がされているのですね。
また忍者など侵入者がいると水鳥が騒ぐので警報器の代わりに、堀に水鳥を飼っておくと良いといわれていたそうです。
今の二条城にもカモがいますがとてもおとなしく、警報器の代わりにはならないでしょう。
カモも誰が敵で誰が味方か分かっているのでしょうね。
更に最後の手段として、堀を出入り口として利用することができましたし、
物資を運んで補給するために使ったり、
消火などに利用することも可能だったそうです。
お城の周りの川‟护城河hùchéng hé”、ただの川ではありませんでした。
おまけの動画を作りました。
ひな祭り
今日三月三日は「ひな祭り」
ひな祭りの中国語訳は‟偶人节Ǒu rén jié,桃花节 Táohuā jié,女儿节 Nǚ'ér jié” などです。
平安時代初期、日本では「和風文化」が発達し、当時、宮廷貴族女子の間で、互いの紙人形に衣裳を着せ替えて遊ぶ、
現代の女の子のままごとのような遊びが大流行しました。
この中国語訳は↓↓
在平安时代初期,日本逐渐形成了“和风文化”,那时在宫廷贵族女子之间非常流行赏玩偶人、
互相在纸偶人身上换穿衣裳的游戏,与现代小女孩办的家家酒游戏类似。
その後、身体の健康を祈る風習と結びつき、人形とお供物を一緒に水の中に入れて浮かべるようになりました。
それが次第に三月三日に統一されるようになったのは、13世紀の室町時代になってからです。
庶民の間で祭りが盛んになったのは16世紀の江戸時代からで、人形が飾られるようになったのも江戸時代になってからだそうです。
お人形で遊ぶのは、今も昔も変わりませんね。
生徒さんから、おみやげに真空パックのシウマイをいただきました。
真空パックは中国語で‟真空包装 zhēn kōng bāo zhuāng”
お皿に取り出してみると、油が固まっています。
右の一番下のだけしか「グリーンピース」が載っていない!
わざとこうしてあるの?
それとも「けち」?
レンジでチン 微波一下 用微波炉加热
あつあつで、いい香り
グリンピースは、ほかのシウマイにも中に全て入っていました。
疑ってスミマセン、おいしかったです。
真空パックは、すごいね
油脂には不飽和脂肪酸が多く含まれており、酸素の作用で酸化されると、食品が不味くなったり腐ったりします。
また、酸化によってビタミンAやビタミンCが失われるほか、着色料に含まれる不安定な物質が酸素の作用を受けて色が濃くなります。
そのため、酸素を除去すると食品の劣化を効果的に防ぎ、色、香り、味、栄養価を維持することができます。
上の文章の中国語訳↓↓
真空包装除了抑制微生物的生长和繁殖外,防止食品氧化,
因油脂类食品中含有大量不饱和脂肪酸,受氧的作用而氧化,使食品变味、变质,
此外,氧化还使维生素A和C损失,食品色素中的 不稳定物质受氧的作用,使颜色变暗。
所以,除氧能有效地防止食品变质,保持其色、香、味及营养价值。
今日から弥生月
三月の和風月名、別名、異名は「弥生」ですね。
古代中国では、三月に桃の花が咲くので、三月は「桃の月」とも呼ばれ、
また 三月は蚕の月でもあるので、「蚕の月」との言い方もあるそうです。
まだ寒くて暖房は欠かせませんが、このところ昼間は気温が上がって春の陽気を感じる日もあります。
三月、「新しく生まれる」という気持ちで、日々取り組んでいきたいと思います。