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2020/12/28
しめ縄は中国語で?  

あと数日でお正月です。

 

今日はしめ縄飾りを作って玄関に飾りました。

 

今年は材料を頂き、作り方も教えていただいたので自分で作ってみました。

 

しめ縄は28日までに飾るのが良いそうで、あ〜間に合った。。。

 

神道ではお社(やしろ)などの神域と現世を隔てる結界の役割を持つといわれていて、日本神話によりますと、天照大神が天岩戸から出た際、二度と天岩戸に入れないよう太玉命が注連縄で戸を塞いだのが起源とされています。

 

しめ縄は中国語で、“稻草绳dào cǎo shéng”と訳されるのが多いです。

 

文字通り稲の縄ですね。

 

稲作信仰は神道の重要な部分で、古くから存在し、縄の材料は刈り取って干した稲藁、又は麻であり、稲作文化と関連の深い風習だと考えられています。

 

今日作ったしめ縄飾りの材料は、「レモングラス」“柠檬草níng méng cǎo”

 

え〜!でも「稲」ではない!

 

神道としては、米を収穫したあとの藁ではなく、出穂前の青々とした稲を乾燥させたものが本来の姿だとか。

 

「レモングラス」も青々としています、まっ、いいか。

 

作っている時にレモンの良い香りがして癒されました〜〜〜。

 

玄関に飾って、驱邪避灾Qū xié bì zāi、邪気を追い払い息災をお願いしました。

 

 

2020年即将过去,想一想这一年不容易。去り行く2020年、たいへんな一年でした。

 

祝您新的一年,身体健康,工作顺利,生活幸福! 新しい年、お元気でお仕事が上手くいきますように、ご多幸をお祈り申し上げます。

2020/12/24
一寸法師は実在した?!  

今年もあとわずかとなりました。

 

規模は縮小ながら、やはりお正月のごちそうは用意したいですね。

 

私はよく三条会商店街に買い物に行きます。

 

アーケードがずっと約800m。

 

雨の日ここは濡れないので快適です。

 

この三条会商店街の中ほどから少し下がる(南に行く)と、

 

神社があります。「武信稲荷神社」


さっそくお参り


中に看板が!それによりますと

お椀の船で京へやってきた一寸法師が訪ねたのが、「三条の大臣殿」の屋敷。

 

三条の大臣殿とは、藤原良相(ふじわらのよしみ、813〜867年)のことで、武信稲荷神社を創祀した人。

 

この武信稲荷神社は藤原大臣の屋敷、藤原氏の学問所のあったところで、一寸法師が暮らした物語の舞台になった場所。

 

ええ?一寸法師って本当にいたの??、と率直な感想




しかしながら、こちらは正真正銘リアル

 

2020年6月、その藤原良相の邸宅跡とされる京都市中京区の発掘現場で、幅43メートルもある大規模な池の遺構や溝跡が発見されました。

 

「寝殿造建物が登場する直前期の、一流貴族の邸宅の姿がわかる史料」として貴重、ということで、発掘調査が行われていました。

 

先日、どうなっているのか見に行きました。すると・・・

 

もう埋めてありました。

 

何もない!

 

当時はこんな感じ??イラストを作りました。

 

金魚はいたかも?

 

フグはいない?!!!

 

フグは中国語で“河豚鱼hé tún yú”

 

おいしい季節ですね。

 

三条の大臣殿、藤原良相も河豚鱼を食べたのでしょうか?

 

現地であれこれ想像しながら、中国語で言ってみる!覚えやすく、忘れにくいです。




2020/12/17
師走は中国語で?  

あっという間に今月も半分が過ぎました。

 

ご存じの通り、師走は12月の異称。 


師匠である僧侶がお経をあげるために東へ西へと馳せることを意味する「師馳す(しはす)」が転じたもの。

ある行為を「あせって、あわてて」、急ぐときは“急忙”。

 

“急忙”は重ね型“急急忙忙”“急忙忙”にできますね。

 

例文:

 

她抱着生病的孩子急急忙忙地奔向医院。/彼女は病気の子供を抱いて大急ぎで病院に駆けつけた。



単に「急いで…する」というときは「“快”+動詞」。

 

例文:

 

快上车吧。/早く車に乗って。

 

“赶快”はある目的のために行為の速度を速めるときに使いますね。


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中国語で旧暦の12月を“腊月”と言います。

 

中国のネットによりますと

 

昔の人は祭祀をたいへん重視していて、祭りは「国の重要な行事」でした。

 

年末に祖先や神さまを祀る儀式を“腊”と言いました。

 

商の時代、毎年春夏秋冬の4回は祖先と天地の神霊を大々にお祀りし、中でも冬は特に大規模に祀り、盛大で厳かに儀礼が執り行われ、後に冬のこのお祀りを“腊祭”と称するようになりました。

 

古代の暦法では、陰暦の12月を“腊月”、冬祭が行われる日を“腊日”と称しました。

 

最初“腊日”は固定された日ではありませんでしたが、漢の時代になって、冬至のあとの3つ目の戌の日を腊日と定め、諸神をお祀りするようになりました。

 

また、“腊月”は食品を加工するのに良い時機とされ、塩漬けにした後に干したり薫製にした動物などの食品を、“腊味”と称しました。

 

例えば、腊肠(ソーセージ)などです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

“腊月”の歇后语(しゃれ言葉)を一つ。

 

腊月的葱/師走の葱

 

何の意味???

 

その意味は・・・・・

 

根枯叶黄,心不死/根は枯れ葉は黄色になっても“芯”は死んでいない、“しん”を“こころ”にかけ,あきらめないの意。

 

でもね、私は葱はあまり好きではないので、 ラーメンなどいつも葱抜きです。



2020/12/10
見納めの紅葉 京都御苑  

今年の紅葉も見納めですね。

 

京都御苑ではまだきれいな紅葉が見られました。

 

现在您去京都御苑还能看到美丽的红叶。

Xiàn zài nín qù Jīng dū yù yuàn hái néng kàn dào měi lì de hóng yè 。

“还hái ”は、まだ、やはり、依然として、なお、という意味で、

動作や状態が変化なく保ち続けられていることを表しますね。

 

例文:

他还在京都车站。Tā hái zài Jīng dū chē zhàn./彼はまだ京都駅にいる。

 

“还 ”はháiという読み方の他に、もうひとつ huánという発音もあり、

帰る、(もとの状態に)復する、戻る、返却する、返済する、という意味がありますね。

例文:

返老还童 fǎn lǎo huán tóng/若返る

讨价还价 tǎo jià huán jià/ 駆け引きをする.値段をかけ合う。

〔讨〕は求める意で売り手のいいだし値,それに対する買い手のねぎりが〔还〕

年が行くと値切りも上手くなります。恥じらいがなくなると言いますか・・・・


京都御苑は京都市民憩いの場

 

外出去散散步;让京都御苑的自然风光静静脑,让清晰的空气醒醒神,让惬意的情怀洗烦恼;祝你生活快乐!

 

Wài chū qù sàn sàn bù ;ràng Jīng dū yù yuàn de zì rán fēng guāng jìng jìng nǎo ,ràng qīng xī de kōng qì xǐng xǐng shén ,,ràng qiè yì de qíng huái xǐ fán nǎo ;zhù nǐ shēng huó kuài lè !

 

外に出てちょっと散歩、京都御苑の自然の景色に頭も静まり、澄んだ空気に意識もはっきり、心地よい気分に悩みが洗われます。

 

みなさま、どうぞ毎日を樂しくお過ごし下さいませ。



2020/12/05
兌換券  

授業で、“兑换 duìhuàn”という単語が出てきました。

 

現金に換える、両替する、という意味ですね。

 

日本語の漢字は、「兌換」。

 

「兌換」から「兌換券」を思い出しました。

 

「兌換券」って、もうご存じない方もいらっしゃるでしょう。

 

「兌換券(だ かん けん)」

 

外汇wàihuì兑换券/外貨兌換券.

 

1979年から90年まで中国で外国人専用に流通された補助紙幣です。

 

私がかつて仕事をしていた所は、西安の郊外で、

 

有る時、街の市場でお酒を買おうと、店の年配女性この兌換券を出すと、

 

「こんなの見たことがない、これはお金ではない」と受け付けてもらえず、買い物が出来なかった思い出があります。

 

えっ、今もまだ、確か記念として、残していたはず・・・・

 

引き出しをゴソゴソ。

 

あった、あった!!!

 

いつか、プレミア付いたらいいのにな〜

 

いえいえ、やはり置いておきます。

 

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“兑换 duìhuàn”を使った例文を挙げます。

 

日元兑换人民币。 / 円を人民元に両替する

 

把日元兑换成人民币。 / 円を人民元に替える

 

下の方の文は把構文。

 

把構文は、本来は動詞の後ろに置かれる目的語を “把”の目的語として、動詞の前に置く構文。

 

その目的語は、

 

はっきりそれとわかる特定のもの

 

すでに存在しているもの。

 

あいまいで、ポヤ〜としている目的語はダメですね。

 

さらに、処置の意志が加わる時に使うのでしたね。

 

加えられた行為や処置の結果が現れる、例えば

 

•位置が移動

 

•状態が変わったなど

 

何らかの変化や結果がある、現れる時に使うのでした。

 

ですから把構文の時は、動詞がただの“兑换”ではいけません。

 

兑换成というふうに、補語を付けなければなりません。

 

“把” 構文、

ただの「〜を」ではないので注意しましょう。


2020/12/03
勝持寺  

京都西山にある勝持寺は天台宗のお寺です。

 

この時期の紅葉、春の桜もみごとで、「花の寺」と呼ばれています。


動画はこちら

西暦679年天武天皇のみことのりによって、役行者が創建したのが始まりです。

 

その後西暦791年に伝教大師が桓武天皇の勅を受けて再建されました。

 

元は49の塔頭がひしめく大寺院でしたが、応仁の乱で仁王門以外の建物が全て焼けてしまい、今ある建物はその後に再建されたもので、江戸時代の第5代将軍徳川綱吉の生母桂昌院によるものもあるそうです。

 

境内には植えられたもみじが100本、自生しているのは数えきれないほどあって、真っ赤に染まった木、まだ緑が残っていて色が交差する木、それぞれの美しさに目を奪われ、また地面にぎっしりの落ち葉は、まさに赤い絨毯のようで踏むのがためらわれるほどでした。

 

阿弥陀堂のそばに瑠璃光殿があります。

 

靴を脱いで引き戸を開けると、仏像群がすぐ目の前に!

 

あまりの近さに圧倒されました。

 

本尊の薬師如来像は鎌倉時代、そしてその胎内仏は平安前期のもので、日光月光菩薩、12神将像、金剛力士像があり、さらには西行法師像もありました。

 

これだけ一カ所に集まって安置されているのを見て、東寺の立体曼荼羅を彷彿させました。

 

仏様たちが本当に圧巻で、普通ならここは別料金で参拝するようなところだなと思いました。

 

外に出まして右側の階段を上ると不動堂です。

 

御堂の中にお不動様が祀ってあるかと思えばそうではありません。

 

御堂の横からぐるっと後ろに回ると、岩の中に不動明王が安置されています。

 

え〜外なん???

 

このお不動様、弘法大師が刻まれた像で、目の病気など諸病平癒にご利益があると言うことです。

 

階段を降りてくると、有名な西行お手植えの西行桜です。

 

西行法師は平安時代の歌人。

 

もともとは武士で鳥羽上皇に仕えていて佐藤義清と言いました。イケメンで武術にも長けていたとか。

 

23歳の時にこの勝持寺で出家しました。いろいろあったらしいです。

 

いろいろあるのは昔も今も同じ・・・・・

 

境内には、西行がこの石に向かって髪を下ろしたという鏡石、顔を映したという瀬和井の泉があります。

 

西行法師の有名な歌というと・・・

 

花見んと群れつつ人の来るのみぞ

あたら桜の咎にはありける

(桜を見ようと大勢の人が来る事は、ひとりで静かにいたい自分にとって惜しむべき桜の罪であるよ)

 

桜の時期、昔からたくさんの人がここを訪れたのですね。

 

そして西行は普段はここで静かに心安らぐ時を過ごしていたということでしょうか。

 

また、歌については、戦国時代に三日間で千句読む「大原野千句」がここで開かれたそうで、そんなにたくさんよめるほど、ここには歌になる題材が豊富だったのでしょうね。

 

格別の美しさの紅葉の中、

歴史を肌で感じるひとときでした。


这一次我来到素有“花之寺”美誉的胜持寺,饱览明丽的红叶,也能够亲身体验胜持寺的悠久历史。


2020/12/02
見どころいっぱい京都西山善峯寺  

京都の西山、観光地で人があふれかえっている所ではなく、いわば知る人ぞ知る名所が点在しています。

 

善峯寺もその一つ。


動画はこちらから

朝の開門、間もなくの時間は人も少なく、ゆっくりと紅葉を楽しむことができました。

結構高いところにあるので、市内が見渡せます。

 

大パノラマが眼下に広がり、この絶景に雄大な気持ちになります。

 

このような山の中腹にお寺を建てるのたいへん・・・と思っていると、いのしし伝説があるとのこと。

 

ここはもともと岩が多い山の上。工事に苦労していたところ、猪の大群が一夜にして岩山を砕き、そして地をならして平地となしたそうです。

 

確かに、イノシシがいそうです。

 

この日は、イノシシではなく、野生のサルがいました。


イノシシは中国語で“野猪yě zhū ” 。

“猪 zhū ”は日本語でブタなので、イノシシは「野ブタ」になりますね。


善峯寺は平安中期、源算上人により建てられたお寺で、

 

境内には桂昌院ゆかりの建物が数多くあります。

 

桂昌院は6歳までここに住んでいたそうです。

 

桂昌院は、元はお玉という名前で、「玉の輿」の語源になったとも言われています。


見どころいっぱいの善峯寺でした。