233
言葉というのは変化するもので、その各時代において必要に応じて生まれ使われていますね。
「233」もそのひとつ。
これどういう意味かご存じですか?
「あはははは、とても面白い」
「233」はネットスラングで、「あはははは、とても面白い」という意味!
元は中国のネット掲示板-猫扑のスタンプ番号「233」の地面を叩いて大笑いする画像から派生したものです。
もう10数年前から多くのネットユーザーが満面の笑みを表す時に、「233」を付けて投稿しています。
「3」をプラスで強調
「233」は「2333」やそれ以上に3を付け足して、「3」の数でその笑いの強さを表します。
「3」が複数あることで、長く続く笑うことや内心の喜びを表すこともでき、日本語のネットスラング「www」と似ているとも言われています。
「233とは?」を中国語でまとめると
233是一个网络用语,大致就是啊哈哈,非常好笑的意思。
Èr sān sān shì yí ge wǎngluò yòngyǔ,dàzhì jiùshì ā hāhā,fēicháng hǎoxiào de yìsi.
233来源于猫扑表情第233号,是一张捶地大笑的表情,因此不少网友就喜爱在贴吧和论坛发帖的时候加上一句233,用来表示哈哈大笑的意思。
Èr sān sān láiyuányú Māo pū biǎoqíng dì-èr sān sān hào,shì yì zhāng chuí dì dàxiào de biǎoqíng,yīncǐ bùshǎo wǎngyǒu jiù xǐ'ài zài tiē ba hé lùntán fā tiē de shíhou jiāshàng yí jù Èr sān sān,yònglái biǎoshì hā hā dà xiào de yìsi。
"233"的后面可以跟很多"3"用来表示当下心情。
" Èr sān sān " de hòumiàn kěyǐ gēn hěn duō " sān " yònglái biǎoshì dāngxià xīnqíng.
233の猫

この写真のように猫もひっくり返って地面をたたいて大笑いするって、どんなことなのでしょうね?
中国語「吃」の用法
受講者の方からの質問
ある受講者の方からの質問で、「”吃”は食べる。”喝”は飲む。なのでお酒を飲むは”喝酒”ですよね。でもドラマを見ていると”吃酒”と言っていました。お酒を食べるって言うのですか?」
吃酒の意味

吃のその他の用法
まとめ
「吃」には上で紹介した他にも様々な用法があります。授業でも紹介し練習しています。
簡単だと思う単語ほど奥が深かったりするので、是非辞書を読んだり眺めたりしてください。
きっと「へ~~~!」という発見がありますよ。
二条城の西南隅櫓
正面となる側の堀川通り沿いの東南隅櫓は目につくところにありますが、
美福通と押小路通が交差する場所にある『西南隅櫓』まで足を伸ばされる方は相対的に少ないのではないでしょうか。
2重2階、西と南に石落としのついた櫓で、国の重要文化財に指定されています。
東南隅櫓と同様、約400年前に造られました。

(昨日授業の帰りに撮影)
この「櫓」元々は、城の四隅にそれぞれありましたが、1788年の大火で東北と西北の櫓は焼けてしまい、その後再建されること無く、今はこの西南隅櫓と東南隅櫓の二つだけしか残っていません。
「櫓」とは
上部が覆われていない遠くを見る建物。
また、楼櫓という古代における都市の偵察、防御、包囲に用いられた高台のこと。
日本では、戦国時代以降に多くの城が築かれましたが、その城の木造建築物の多くは「やぐら」と呼ばれ、文字通り「矢(や)のための倉(くら)」を意味しました。
中国語意訳:
“橹”
顶部没有覆盖的远望楼 。
又如:楼橹(古时军中用以侦察、防御或攻城的高台)
日本在战国时代以后修建了大量城堡,城堡上的木建筑大多都叫“橹”,字面意思是“存放箭矢的仓库”。
まとめ
普段何気なく目にしているものも400年の歴史があるのだと思うと改めてびっくりです。
そして矢を置いておく倉でやぐらとはダジャレのようでまたびっくりです‼️
コロナ後遺症の新薬に期待
目を引くニュースがあったので紹介します。
盐野义制药22日发布消息称,已证实新冠口服药“Xocova”具有降低后遗症风险的效果。
据该公司称,发病5天内开始服药的患者与服用安慰剂的患者相比,咳嗽、倦怠感、嗅觉异常等症状持续的人的比例减少了45%。
盐野义制药在日前于美国举行的国际传染病会议“CROI2023”(22日闭幕)上宣布了这一消息。
(出典:新浪財経ニュース2023年02月22日 14:52 )
解説:
证实 zhèngshí「実証する.まちがいないと証明する」
风险 fēngxiǎn「万一の危険.あり得る危険.リスク」
与~相比 yǔ ~ xiāngbǐ 「~と比べると」
日本語に訳すと、
塩野義製薬は2月22日のニュースリリースで、経口薬「ゾコーバ」に後遺症のリスクを低減する効果があることを確認したと発表しました。
同社によると、発症から5日以内に服用を開始した患者は、プラシーボ(偽薬)を服用した患者に比べ、咳や倦怠感、嗅覚異常などの症状が持続する人の割合が45%減少したということです。
塩野義製薬はこのほど米国で開催された感染症に関する国際学会「CROI2023」(22日閉幕)でこのニュースを発表しました。
まとめ
発症から1ヶ月経っても続いていた症状の中で、最も多かったのは「倦怠感」「日常生活に支障」「脱毛」「咳」で、中には職場復帰ができない、元通りの生活ができない、といった「日常生活に支障」をきたしたり、「もの忘れ」「集中力低下」「不安感」といった症状が残っている人もみられるなど、後遺症に悩まされている方が多くいる現状で、この新薬に大いに期待したいです。
このところ感染者の規模が減少傾向にあるとはいえ、やはりやはり感染しないに越したことはありません。

こうして話そう!中国語
昨日の授業では、会話の練習をたくさんやりました。
着ている服についてや、京都に来て何年になる、といった自分に関する身近な話題です。
問と答え、そこからさらに会話が弾みました。
頭の中で訳さないでください
中国語で何かを伝えようと言葉にするときの注意点として、いつもお伝えしているのが「頭の中で訳さないでください」ということです。
中国語と日本語の語順は異なります。
中国語は語形の変化がないので語順のみが文法的機能をもち、句や語が並ぶ順番がとても大事です。
日本語の文章を中国語の単語に置き換えるだけでは通じなかったり、全く違う意味になったりします。
たとえば「我吃飯」(私はご飯を食べる)が「飯吃我」となると、ご飯が私を食べる、となり、私がご飯に食べられるホラーになってしまいます。
中国語を話すときは、パチッと「中国語脳スイッチ」をいれて、日本語に引きずられないようにすることをおすすめします。
話すときのプロセス
ではそもそも「ことば」を話すってどういうこと?
何語であろうと何かを伝えようとするとき、まず伝えたいメッセージが浮かびます。この時はまだ「ことば」ではなく考えです。
次にそれを「ことば」に変えていきます。単語や文法を選んで組み立てます。そのときに母国語の日本語なら何の苦労もいらないのでしょうが、中国語を話すとなると、今まで習ったことを頭の引き出しからとりだして、文法にも気を付けながら構築するのですから大変です。引き出しの奥深く眠っていて全く出てこないことや、近くにあるのに隠れていてなかなか出てこないこともあります。
さらに、その組み立てた「ことば」を唇・舌・歯・肺などの発声器官を使って音声として出していきます。発声時、有気音や無気音、巻舌音、そして声調にも気を付けて言わなければなりません。
教室ではどんどん恥と汗をかいて
このような複雑でたいへん難しくみえるプロセス・・・・・・・
はじめは間違って当たり前、頭の中をグルグル検索中で時間がかかってもいいのです。
「間違うと恥ずかしい!」、いえいえ間違って恥かいたことほど印象深く残り、それ以降はもう間違いません。
そして言うのに時間がかかってもいいのです。すぐに得た答えはすぐに忘れがちになります。「え~と、え~と」と引き出しから苦労して自分で出すと次に出すときは容易に取り出せるものです。
教室ではどんどん恥かいて汗かいてください。
そうすることできっと上手になります。
私はみなさまのレベルアップのため全力で当たります。
