中国 昔の合コン!?
3月3日は上巳(じょうし)の節句。それ、何の日?
上巳の節句
中国では昔、3月上旬の巳(み)の日を上巳(じょうし)といい、後に旧暦の3月3日を指すようになりました。
上巳の「巳」は「へび」の意味でへびは脱皮をして生まれ変わることから、穢れを祓い清める行事が行われていました。

上巳節は春秋時代から流行し始めましたが、上巳節という言葉は前漢の文献から生まれたもので、上巳節は三月三、三日節、三月節とも呼ばれます。
地域によっては、三月三日に墓参りをするところもあり、この日を小清明と呼ぶこともあるようです。
中国語意訳:
上巳节是从春秋时期已经开始流行了,上巳节一词就是起源于汉初的文献中,上巳节也可称为三月三、三日节、三月节。
有些地区在三月三这天去扫墓,这天他们也会称为小清明。
出会いの場
上巳節が行われた様子を記録した古書『周礼-地官-媒氏』の一節に、
「今日は上巳節、男女の出会いの場、家庭やパートナーがいない限りは、お互いに目が合えば、婚約することもありますよ。」というのがあります。
今はもう知る人ぞ知る上巳節ですが、宋の時代以前は、上巳の節句上巳の節句は古代の人にとても人気があったようです。
漢の時代には文化的に弱体化の兆しを見せましたが、そういう出会いの機会は昔からあったのですね。
私の記憶が正しければ・・・・・(これも古いですが)
約40年前に「パンチでデート」というテレビ番組がありました。
「一目会ったその日から恋の花咲くこともある。見知らぬあなたと見知らぬあなたをデートで取り持つパンチでデート」
ひな人形を中国語で
ひな祭り
毎年3月3日は、日本の伝統的な「ひな祭り」です。
また、「桃の節句」とも呼ばれています。 かつて旧暦の三月三日(新暦より約一ヶ月遅い)に桃の花が満開になることから名付けられました。
ひな人形
家に人形を飾るのがひな祭りの伝統的な行事です。
この日、女の子のいる家庭では、家に階段状のひな壇を設け、そこにきものを着た様々な小さな人形(おもちゃの人形)を飾り、女の子の健やかな成長を祝います。
これらの人形は、手作りのものや、購入するものもあります。
人形のセットは普通15体で、天皇と皇后、三人官女、五人囃子、二人の随臣、三人の衛兵です。
これら人形は姿さまざまで、まるで命を吹き込まれたよう。
その昔、中国では子供が生まれると、その子の健やかな成長を願い、家で人形を作ったと言われています。
この風習は平安時代に中国から伝わったものですが、当時の人形は竹の骨格に紙で作った服を糊付けして作ったものでした。
日本に伝わった当初は、天皇や貴族の間でしか流行らず、庶民の間に広まったのは17世紀後半になってからです。
その後、現在のような人形に進化していきました。
ひな人形のなかには文化財並みの歴史的価値を持ち、数世紀にわたって伝えられているものもあり、博物館に展示されているひな人形もあります。

中国語では
每年的三月三日是日本传统的“女儿节”。
女儿节又叫“桃花节”。因为过去女儿节是在旧历三月三日(比公历三月三日约迟一个月),正值桃花盛开之时,故此得名。
在家中摆设偶人架是女儿节的传统庆祝活动。
这天,凡是有女孩子的家庭都会在家里设置一个阶梯状的偶人架,在上面摆放各种穿着日本和服的小偶人(玩具娃娃),以庆祝女孩健康成长。
这些小偶人,有自己制作的,也有买的。
一套偶人,一般为15个,有皇帝和皇后,3位宫廷贵妇人,5名乐师,2位大臣和3个卫兵。
这些小偶人姿态各异,栩栩如生。
据说过去在中国,小孩子出生以后,家里要做娃娃,以为孩子健康成长之兆。
这个风俗在平安朝时代从中国传来,但当时的娃娃是用竹子做骨架的,然后糊上纸做的衣服。
后来就逐渐演变成了如今这样的玩偶了。
这些人偶的历史价值和文物一样,流传了百年,有的还摆在博物馆。
まとめ
ひな人形も住宅事情によって変化しています。
牛タンに舌鼓

焼いた牛タンの食感、焼いた独特の風味、そしてコショウ塩を効かせることで、牛タンのタンパク質から出る美味しい香りを誘発します。
次から次へと手が止まらなくなる一品です!
レモンの輪切りを添えて、数滴のレモン果汁をかけると牛タンに爽快感を与えてくれます。
中国語意訳:
烤牛舌的口感,烧烤后独特的烤香味,再搭配点胡椒盐,诱发出牛舌里蛋白质释放出美味的香气。
让人一块接一块,几乎不想停下来!
搭配了柠檬片,滴上几滴柠檬汁会给牛舌带来清新的感觉。
ちょっと厚切りの牛タンに「舌鼓」!
日本語での「舌鼓」の意味は、美味しいものを食べた時に舌を鳴らす音と、不満げに舌を鳴らす舌打ちの2つの意味があります。
舌鼓の由来として、「舌」はすなわちベロのことで、「鼓」というのは太鼓のような打楽器のことですね。
中国語で舌鼓(したつづみ)は、”咂嘴zāzuǐ,吧嗒嘴bāda zuǐ”といいますが、
中国では舌を鳴らすのは、相手を賞賛するときや褒め称える時にも使用されます。
このことから、料理への賞賛という意味で「舌鼓」という言葉が用いられているようです。
例文:
舌鼓を打つ|咂着嘴吃(得很香)。
この牛タン、おいしくて舌鼓を打ちっぱなし!
「水際対策」が緩和、訪日外国人客の回復に向けた好材料
中華圏からのお客様にも大きな変化
私は中国語の講師もしていますが、1990年から中国語の通訳案内士、いわゆる中国語を使って観光のガイドをする仕事を始めました。
この間、世界の社会情勢が変わり、中国からのお客様にも大きな変化が見られました。
例えば90年代は中国本土から日本に来られる方はビジネスの合間に観光をするというのがほとんどで、
買い物は100円ショップにお連れすると喜ばれた時代でした。
2000年になって日本政府が中国人団体観光客へのビザ発給を開始し、その後個人観光客にも広がりました。
そして2010年にそのビザの発給要件が緩和され、訪日観光客が一気に増えてきました。

中国人観光客の買い方にビックリ
中国の方々にとって日本は近くて行きやすい国です。
ご存じのように、今は裕福な方が増え、ショッピングを目的に来る方もたくさんいます。
かつての「爆買い」も今では懐かしくなってしまいましたが、
例えば、お土産のお菓子を買うにしても、日本人だと、普通1箱を買って数人にその中の小袋を渡しますが、
中国の方は、「そんなみみっちい、ケチな事はできない、人にあげるのなら丸ごと1箱あげなければこっちがカッコ悪い」と、一度に10箱、20箱と買われるので、段ボール箱やガムテープを探すお手伝いを何度となくしました。
そのまま観光客が増え続けると思いきや、想像もしなかったコロナ禍です。
「水際対策」が緩和
この3年、苦しい期間ではありましたが、ようやく今日3月1日の午前0時から中国対象の「水際対策」が緩和されます。
中国本土からの直行便による全入国者へのウイルス検査がなくなり、最大20%程度の入国者を対象とする抽出検査に切り替えるとのことで、
さらに中国本土からの到着便を成田、羽田、関空、中部の4空港に限定している措置は撤廃し、増便も認めるというのは、地方の空港にとってうれしいニュースです。
まとめ
コロナ禍前、訪日外国人全体の約3割を占めていた中国人観光客。
まだ団体旅行は解禁されていないので、以前のようになるにはまだ時間はかかりそうですが、
中国に対する水際対策の緩和は、訪日外国人客の回復に向けた好材料です。
お店や宿泊施設で、中国語で簡単な声掛けをしてみませんか。
相手はきっと「笑顔」になること間違いなしです。
良知学舎のオンラインレッスン
Zoomを使用し、レッスンを行います。
マンツーマンなので学びたいことをリクエストいただければそれにも応じます。
訪日観光客にどのように声掛けをすればいいのか、コツもお伝えいたします。
先ず、オンライン「無料」の体験レッスンにご参加ください。
訪日外国人観光客、回復傾向
コロナ禍で激減した訪日外国人観光客が戻りつつあります。
この1月の訪日客数は149.7万人で、コロナ前の2019年1月比で56%の水準に達し、中国本土以外からの訪日客に限ると76%にまで回復したそうです。

「観光立国推進基本計画」の草案
こんな中、観光庁が新たに提示した「観光立国推進基本計画」の草案によりますと、
2019年は訪日客数が過去最高の3188万人でしたが、2025年にはそれを上回る水準に引き上げ、
さらに訪日客一人当たりの消費額を、2019年より4万円も多い20万円に増やすという目標を上げました。
2030年には訪日客数を6000万人に伸ばすもともとの目標はそのままで、かつ「量より質」に転換するとしています。
中国からの入国、水際対策が緩和
明日3月1日から中国からの入国、水際対策が緩和されます。
これまで中国からの全入国者に対し実施していた到着時のウイルス検査を、一部を対象としたサンプル検査に切り替え、
さらに、航空機の到着を成田、羽田、関西、中部の4空港に制限する措置は撤廃し、増便も認めるとしています。
中国人観光客の旅行先として日本が上位にランクイン
中国の大手オンライン旅行会社Trip.comの統計によると、中国周辺国への海外旅行では、日本が人気トップとなっているそうです。
中国人観光客が行きたい旅行先として日本が上位にランクインしていることは明るい兆しで、うれしいですね。
日本でたくさん買い物したり高級な飲食店に行ったり、一人当たりの消費額が大きい中国人観光客の受け入れ体制の再構築は、インバウンド対策の必須課題です。
中国語を活用する機会が増えるのは間違い無し
中国語でのメニューの翻訳やおもてなしの言葉から、街で尋ねられる道案内など中国語を活用する機会が増えるのは間違いありません。
今から中国語、学ぶの、きっと役に立ちますよ。