今日は良知学舎に来ていただいている皆さんと東福寺にツアーレッスンに行きます。
紅葉の名所で散策しながら、中国語を学びます。
東福寺は、なぜもみじの名所なのでしょうか?
明兆と言う超絵のうまいお坊さんがいました。
そのお坊さんが描いた涅槃図を、時の将軍様である足利義持(義満の子)が見てとっても気に入りました。
「うん、とってもよく描けておる、褒美を取らせよう、なんでもいいから言ってみよ」
別荘!外車!宝飾品!現金!とは言わず、
その明兆と言う超絵のうまいお坊さんは
「いえいえ、私は何も入りません。ただお寺の境内にある桜の木を切っていただきたいのです。桜が綺麗でたくさんの見物客が押し寄せて私たちは修行に身が入りません」
と言うことで桜の木は全部斬られてしまいました。
そして代わりにもみじが植えられたということです。
桜は切られましたが、もみじが見事で見物客がたくさん来ると、結果は同じですよね。
下の写真は今月初旬に下見に行った時に撮影しました。
十分、色付いていますが、今日はもっと赤くなっているはず。
今日の東福寺ツアーレッスン、楽しみです。
日が落ちるのがずいぶん早くなりました。
午後5時前で、もう暗いです。
寒くはありますが、換気のために窓を開けると夜空の雲の切れ間に月がかかっているのや
星が本当にピカピカしているのが見えて、しばし深呼吸。
古代中国の天文学では、天空の星は「三垣」と「四象」という七つの星域に分けられていました。
「三垣」は北極星を取り囲み三角形に並んでいます。
三垣の外周にはまた「四象」が取り囲み、よく言われる南朱雀、北玄武、東青龍、西白虎です。
南の星相が大きな鳥のようなので、「南朱雀」と呼ばれています。
同じように「北の朱雀」「東の青龍」「西の白虎」もこのように名付けられました。
南の朱雀、北の玄武、東の緑龍、西の白虎は、風水的には手前が朱雀、奥が玄武、左が青龍、右が白虎とも呼ばれ、その向きを表しています。
南は暑くて五行でいうと火なので朱雀、
北は寒くて五行でいうと水なので玄武、
東は五行でいうと木で、緑(青)(注釈1)なので青龍、
西は五行でいうと金で、白なので白虎と呼ばれています。
(注釈1):緑色に見える物を「青」と呼ぶ習慣は万葉集の時代より前からあったそうです。
中国語では:
在中国古代的天文学中,把天空的恒星分为“三垣”和“四象”七大星区。
Zài Zhōngguó gǔdài de tiānwénxué zhōng,bǎ tiānkōng de héngxīng fēnwéi “sān yuán” hé “sì xiàng” Qī-Dà xīng qū.
“三垣”环绕着北极星呈三角状排列。
“Sān yuán” huánrào zhe Běijíxīng chéng sānjiǎo zhuàng páiliè.
在“三垣”的外围,还环绕着“四象”,也即我们常常说起的南朱雀、北玄武、东青龙、西白虎。
Zài “sān yuán” de wàiwéi,hái huánrào zhe “sì xiàng”,yě jí wǒmen chángcháng shuōqǐ de nán zhūquè、běi xuánwǔ、dōng Qīnglóng、xī báihǔ.
因为南方的星相如同一只大鸟,所以称之为“南朱雀”。
Yīnwèi nánfāng de xīngxiàng rútóng yì zhī dà niǎo,suǒyǐ chēngzhīwéi “nán zhūquè”
同样的道理,北玄武、东青龙以及西白虎也是这样命名的。
Tóngyàng de dàolǐ,běi xuánwǔ、dōng Qīnglóng yǐjí xī báihǔ yě shì zhèyàng mìngmíng de.
对于南朱雀、北玄武、东青龙、西白虎,
Duìyú nán zhūquè、běi xuánwǔ、dōng Qīnglóng、xī báihǔ,
也有人称之为前朱雀、后玄武、左青龙、右白虎,
yě yǒurén chēngzhīwéi qián zhūquè、hòu xuánwǔ、zuǒ Qīnglóng、yòu báihǔ,
这是风水学上指称方位的一种说法。
zhè shì fēngshuǐ xué shàng zhǐchēng fāngwèi de yì zhǒng shuōfǎ.
因为南方比较热,在五行中属火,因此称之为朱雀;
Yīnwèi nánfāng bǐjiào rè,zài wǔxíng zhōng shǔ huǒ,yīncǐ chēngzhīwéi zhūquè.
而北方比较冷,在五行中属水,因此称之为玄武;
ér běifāng bǐjiào lěng,zài wǔxíng zhōng shǔ shuǐ,yīncǐ chēngzhīwéi xuánwǔ.
东方五行属木,为绿色,因此称之为青龙;
Dōngfāng wǔxíng shǔ mù,wèi lǜsè,yīncǐ chēngzhīwéi Qīnglóng.
而西方五行属金,是白色,因此称之为白虎。
ér Xīfāng wǔxíng shǔ jīn,shì báisè,yīncǐ chēngzhīwéi báihǔ.
私の部屋からは南の空が見えます。「朱雀」です。
近くの小学校は「朱雀」を冠する学校名です。
先日は朱雀大路跡にも行って来ました。
ちなみに「朱雀」の読み方は「しゅじゃく」ではなくて、「すざく」です。
カツ丼は中国語で「炸猪排盖饭」
揚げた色は少し濃いめ、味が濃厚そうな印象です。
とろっとした卵がカツにからんで、青々とした三つ葉が乗っかっています。
3種の小鉢と茶碗蒸し、お漬物も付いていて、ボリューム満点。
カツ丼から立ち上がる湯気がさらにおいしさを演出。
そしてまたこの香りが食欲をそそります。
つゆがしみたトンカツを噛みしめると、ああ〜シアワセ!
がっつり、お腹いっぱいいただきました、謝謝!
カツ丼はやっぱりおいしいですねー。
日式盖饭种类丰富,
Rì-shì gàifàn zhǒnglèi fēngfù,
炸猪排盖饭是其中很受欢迎的一道,被称为「胜丼」,暗示着胜利,
zhà zhūpái gàifàn shì qízhōng hěn shòu huānyíng de yídào,bèi chēngwéi 「shèng jǐng」,ànshì zhe shènglì,
通常会在考试或比赛之前来一碗。
tōngcháng huì zài kǎoshì huò bǐsài zhīqián lái yì wǎn.
优质的猪里脊肉依次裹上面粉、蛋液、面包糠,煎得金黄香脆,吃起来格外过瘾。
Yōuzhì de zhū lǐjǐ ròu yīcì guǒ shàng miànfěn、dàn yè、miànbāo kāng,jiān de jīnhuáng xiāng cuì,chī qǐlái géwài guòyǐn.
炒软的洋葱丝和焖熟的鸡蛋液,
Chǎo ruǎn de yángcōng sī hé mèn shú de jīdàn yè,
搭配精心调制的盖饭汁,特别下饭。
dāpèi jīngxīn tiáozhì de gàifàn zhī,tèbié xiàfàn.
记得提前煮一锅米饭!
Jìde tíqián zhǔ yì guō mǐfàn!
訳文:
日本の丼物にはいろいろな種類があります。
揚げたカツをご飯の上にのせたものは人気の一つで、勝利を意味する「カツ丼」と呼ばれています。
試験や試合の前によく食べます。
上質な豚ロース肉に小麦粉、卵、パン粉をつけてキツネ色にカリッと揚げたもので、食べるとことのほか満足。
千切りにした玉ねぎをふんわりと炒め、卵液を煮込みます。
丁寧に作られたつゆが添えられており、特にご飯との相性は抜群です。
事前にご飯を炊いておくことも忘れずに。
あれっ?!ごはんが無い!こういうこと、たまにありますね
うどんやそばでは代替えは難しいです。
やっぱり、ご飯、「盖饭」でないとね。
紅葉の季節でもありますが、やはり食欲の秋!
久しぶりの天丼、お蕎麦付き。
「丼もの」は中国語で“盖饭 gàifàn”です。
〔盖gài 〕には覆う、かぶせる(ふた状のものでふたをするように)という意味があります。
日本語の漢字では「蓋(ふた)」なので覚えやすいですね。
盖饭也叫盖浇饭,主要作法就是把各种相应食材做好的菜连带汤汁一起铺盖在装好的米饭上面,
由此得出这样一个名字“盖饭”。
Gàifàn yě jiào gàijiāofàn,zhǔyào zuòfǎ jiùshì bǎ gèzhǒng xiāngyìng shí cái zuòhǎo de cài liándài tāng zhī yìqǐ pūgài zài zhuāng hǎode mǐfàn shàngmiàn,yóucǐ déchū zhèyàng yí ge míngzì “gàifàn”
訳文:
蓋飯は蓋澆飯とも言います。主な作り方は適当な食材で作ったおかずを、よそったご飯の上にスープと一緒に覆うようにかぶせます。
なのでこの蓋飯(ふためし)という名が付きました。
天丼は‟天妇罗盖饭tiān fù luó gàifàn ”や‟炸虾盖饭 zhá xiā gàifàn”と言います。
紅葉真っ盛り!
热烈的,枫的颜色,如团团燃烧的火焰,凝聚着激情,在惊叹的目光中闪烁辉煌。
Rèliè de,fēng de yánsè,rú tuántuán ránshāo de huǒyàn,níngjù zhe jīqíng,zài jīngtàn de mùguāng zhōng shǎnshuò huīhuáng.
訳文:
熱烈な、楓の色、燃える炎の塊のように、情熱が凝集している。驚嘆するまなざしの中で燦然と輝く。
真っ赤に色づいた葉を見ていると、このように情熱的に感じる一方、
感傷的になるのはなぜでしょうね。