さすが京の名工
京都文化博物館で「京の名工展」が開かれています。

清水焼、西陣織、京友禅、刺繍、版画、人形、たたみ、扇子等の伝統産業の名品が展示されています。
行った日は「京漆器」について列品の解説を聞きました。
「漆」は木から取りますが、この「漆」という漢字は「木へん」ではなく「さんずいへん」。
何故かと言うと漆は液体だからと言うお話を聞いて、へーなるほどなと思いました。
また蒔絵の実演があり、この道50年の名工がきれいな紅葉を描いて、その上に銀紛をかける作業をみせていただきました。
テレビなどでは見たことがありましたが、実際見たのは初めてで、「すごーい」しか言葉がでないほどでした。

これも漆器でお菓子を入れる器です。

杉の木を割って、削ったり磨いたりせず、木の肌をそのまま活かしているそうです。
その他にもこんな素敵なのもあり、

またこんなのもありました。

私はこれらの作品がどれだけ高い技術力があるのかよくわかりませんが、
作品を見て、うわーすごいなーいいなと単純に感じる言葉にできない感覚的なものが湧きあがり、
まさしく、目の保養になりました。
「目の保養」は中国語で”大饱眼福”
”大饱眼福”:形容观赏到好的东西或者美丽景色而满足了视觉的享受。
わたし的な「芸術の秋」の一日でした。
京都文化博物館に行って来ました
三条通と高倉通の交わるところにある京都文化博物館。
レンガ造の重厚な建物に三条通側の入り口から入るとこんな感じ。

元は日本銀行京都支店でした。
明治の名建築で重要文化財に指定されています。
確かに銀行ぽい。
右側の廊下を歩いて行くと、おしゃれなバックや服を売っています。
さらに中庭を抜けて、総合案内所を通って進むと、江戸時代末期の京の町家の表構えを復元した「ろうじ店舗」です。
時代劇の撮影場、ロケ地になりそう。
「ロケ地」は中国語で”外景地wàijǐngdì”

ここには、さまざまな種類の和紙が売っていたり、おいしそうな京料理のお店が並んでいたり、見てまわるだけでも楽しいですよ。
京都は、山紫水明に恵まれた千年の都。
そんな京都で中国語を学びませんか。
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ご参加お待ちしています。
「秋千」ってなに?
秋のベストシーズンですね。
突然ですがクイズです。中国語で「秋千」とは何でしょう?
答えはこれ↓ ↓ ↓

ブランコです。
ブランコを漢字では「鞦韆」と書き、「しゅうせん」とも読みます。
ブランコの起源は何十万年もむかしにさかのぼるそうです。
その昔、私たちの祖先は生活のために木に登って野生の果物を採ったり、野生動物を狩ったりする必要がありました。
そんな時、しばしば丈夫なつる草につかまり、つるの揺れを頼りに木に登ったり、溝を渡ったりしたのです。
これが最も原始的なブランコの形でした。
後に、木枠にロープを吊り下げ、その下に板を取り付けたブランコは、春秋時代には中国北部に存在したそうです。
日本では、平安時代の嵯峨天皇の時代に鞦韆(ゆさはり)といわれるブランコが「経国集」という書物の中に出てくるので
平安時代初期には使用されていたようです。
「ブランコに乗る」は中国語で”打秋千”
「ブランコをこぐ」は”荡dàng秋千”といいます。
秋のこの気候の良い時に野外で中国語を学びませんか。
京都の神社仏閣や店舗などいろいろなところに足を運び、その各場面で、生きた、使える、言葉を実践型で、楽しみながら身に着ける中国語学習メソッドが「京都を巡る中国語ツアーレッスン」です。
嵐山、伏見稲荷大社、京都御苑、二条城などのコースがあります。
【中国ドラマで学ぶ中国語】
オンラインで中国ドラマのセリフを解説
昨夜、第二回目を行いました。
良知学舎の金曜朝クラスと月曜夜クラスを受講者の方と、京都を巡る中国語ツアーレッスンにいつも来て下さる方が参加して下さいました。


題材にしたのは前回と同じ「30女の思うこと ~上海女子物語~」の第一回です。
今回解説したのは、主人公の王漫妮が自己紹介する部分と、
働いているブティックで同僚に先んじて、自分のお客さんに超人気のバッグを買ってもらう場面です。
ドラマの中に出てくる ”爆款bào kuǎn” がすなわち[超人気商品]のことです。
昨夜参加された方々の感想:
「はじめ分からない単語が多く、話しているスピードがとても速く感じた。解説を聞いた後は中国語が分かりやすかった」
「難しかったけど勉強になった、ためになった」
「セリフの中の『行行行,知道了』(日本語の意味:はい、はい、はい、わかったよ)は覚えました」
そうですね、このように短いことば、例えばあいづちや返事などは覚えやすいですし、
それが違う場面で出て来て聞き取れるとうれしいですよね。
さらにそれを是非、中国語を話す時に使ってみて下さい。
また次回、お楽しみに。
「芸術の秋」
秋晴れのお天気が続いています。
秋は気候が涼しくさわやかで、心身にあまり負担がかからないため、芸術を学び、情操を陶冶するのに適しています。
因为秋天气候凉爽,对人的身心负担比较小,所以说适合学习艺术、陶冶情操。

また、紅葉が始まり、野菜や果物が収穫され、風景も美しくなります。
另外,秋天红叶开始变红,蔬菜瓜果开始收获,风景也很美。
この美しい秋の風景を残したいと、写真撮影やスケッチなど、芸術に触れる機会が増えます。
想要留住秋天这些美好风景,人们外出拍照、写生,接触艺术变多。
秋には多くの美術展が開催されます。
秋天举办的美术展很多。

小中学校の時に「写生大会」がありました。
御室仁和寺の五重塔や
嵐山の渡月橋と松尾橋の間にある公園で桂川の風景を描いたのを覚えています。
この季節、野外活動は気持ちいいですね。
京都の嵐山をぐるっとまわる「京都を巡る中国語ツアーレッスン」開催中
ちょっとした小旅行、現場に足を運んで五感を使って実践型で中国語を学びます。
京都の知識も深まり一石二鳥!
京都は名所旧跡の宝庫。
嵐山を散策しながら、目にしたものを中国語で言ってみましょう。
先ず、嵯峨嵐山駅に集合。「嵯峨」の発音は「Cuó é 」,ちょっと難しいですが、コツをお伝えします。
駅を出発してほどなく「自転車のレンタサイクル」があります。
レンタルは「貸す」という意味ですが、このようなお金が発生する場合の「貸す」は中国語でどういうでしょうか?
竹林を少し行くと、「野宮神社」。
良縁・結婚のご利益があるといわれています。
ここで「結婚」という言葉。
これがこの日のテーマ「離合詞」です。
ほかの例も挙げながら解説します。この機会に離合詞を極めましょう!
さらに山側に歩みを進めると、おなじみの「竹林」が続きます。
撮影ポイントですね。「写真を撮って下さい」「写真を撮ってあげましょう」を中国語で言ってみましょう。
それから、日本で唯一の髪の神社にお参りしましょう。
そばの池には蓮が有ります。それぞれ中国語でどう言うか、練習しましょう。
自然あふれる亀山公園から、「周恩来の詩碑」へ。その歴史を解説します。できれば詩碑を中国語で読んでみましょう。
川沿いを渡月橋まで歩きます。途中に堰がありますが、誰の手によるものでしょうか?
中国の秦の始皇帝の子孫ってご存じでしたか?
そして、嵐電の嵐山駅に到着です。「キモノフォレスト」「足湯」、いろいろ中国語で言って発音練習しましょう。
このように、盛りだくさんの内容です。
実際に見たもの、触れたものは印象に残りやすいです。
楽しく中国語を学びませんか。
【文法のテーマ】
今回は離合詞(まるで1語のようなのに、実は「動詞+目的語などの成分」の構造になっていることば)について学びます。
講師の一方的な説明にならずに参加者の皆さんにも出来るだけ発音してもらう形式で、楽しく学んで頂きます。
受講料\3,000
場所 JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅
定員 基本 5名(要望に応じて変わります)
持ち物 筆記用具(立ってでもメモできるようなノートなど)をご持参下さい。
当日は、午前10時30分にJR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅 改札口に集合。
「京都を巡る中国語ツアーレッスン」と書いたボードを持った講師がお待ちしています。
マスクの着用をお願い致します。
嵐山で楽しく中国語を学びませんか?