中国語ツアーレッスン(9)蘭州牛肉ラーメン
先日は良知学舎の金曜クラスの皆さんと課外授業でツアーレッスンを行いました。
約2時間の中国語ツアーレッスンお疲れ様でした。
皆さん、本当に熱心に聞いて下さりありがとうございました。
今日はたくさんお伝えしましたが、目の前にあるものや実際に体験したことで、印象に残り、中国語学習の役に立ったなら幸いです。
12時も過ぎてお腹も減りました。
お昼ご飯は蘭州牛肉ラーメン
三条会商店街に戻って来ました。
蘭州牛肉ラーメンの特徴は?
ラーメン(拉麺)の「拉」は引っ張ると言う意味で、蘭州ラーメンは麺の生地の塊を手で引っ張って繰り返し伸ばすことにより、様々な太さの麺をつくります。
兰州牛肉面,具有牛肉烂软,萝卜白净,辣油红艳,香菜翠绿,面条柔韧、滑利爽口、汤汁、诸味和谐,香味扑鼻,诱人食欲等特点。
当地人们描述它是一清、二白、三绿、四红、五黄,即:牛肉汤清如白水,几片白萝卜纯白,汤上漂着鲜绿的蒜苗,辣椒油红,面条光亮透黄。
因此,兰州牛肉面的声誉一直延续。
•柔韧róurèn 柔らかで丈夫である。しなやかである。
•滑利huálì なめらかである。
•爽口shuǎngkǒu (さくさくとして)口当たりがよい。
•香味(儿)xiāngwèi(r) (よい)におい。
•扑鼻pūbí (においが)鼻をつく。
•蒜苗[suànmiáo] ニンニクの芽。 若いうちのニンニク。
麺の太さはこんなのがあります。

面条的种类较多,有大宽、二宽、韭叶、一窝丝、荞麦棱等,
还有“二细”、“三细”、“细”、“毛细”等,食客可随爱好自行选择。
麺の太さやトッピング、どれにしようか悩ましい。。
自動販売機で、麺の太さやトッピングや辛さなどを選んで食券を買いました。
このお店は中国人の店員さんがいるので、少しでも中国語を話してみようと行ったのですが、
この時にそばにいた店員さんに中国語を話しかけても「僕わからない」と日本語で言われました。
あなたはどこの人ですかと聞くと、「ベトナム」と言う答え。
コックさんは中国人で、「私たちは中国語を勉強してるのです」と話をしました。
コックさんに「蘭州の人ですか?」と聞くと「そうではない」という答え。
日本に来て十数年になるなど少し”聊天liáotiān”。



あっさり系のスープに彩りの良いトッピング、お腹いっぱいになりました。
こうして、この日のツアーレッスンは無事に終了しました。
皆さん、お疲れ様でした。
たくさん歩いたので脚が疲れたでしょう、帰ってお風呂で脚を揉んでくださいねー。
中国語ツアーレッスン(8)六角獄舎
先日は良知学舎の金曜クラスの皆さんと課外授業でツアーレッスンを行いました。
武信稲荷神社のすぐそばに「六角獄舎」があったことを伝える看板があります。
幕末の「蛤御門の変」で京都の町中が大火に見舞われ、獄舎に火の手が迫ってきたところ、
捕らえられていた尊皇攘夷派の志士たちが脱走するのを恐れ、罪に関係なく殺してしまったと言う、なんとも残忍な事件が起こった場所です。



この看板のすぐ横に、江戸時代の医師・山脇東洋がこの「六角獄舎」で死刑となった罪人の死体を用いて、許可を得て人体解剖を行った場所を示す石碑があります。
日本で初めて人体解剖を行った場所です。



今はこの看板と石碑があるだけで、獄舎の影も形も全く見られませんが、むかしはそういうことがあったのかと歴史を感じるところです。
この時点でもう12時を過ぎていました。
ツアーレッスンに参加の皆さん、お疲れ様でした。お腹が空きましたね。
次は、お待ちかねの「牛肉ラーメン」を食べにいきましょう!
中国語ツアーレッスン(7)武信稲荷神社
先日は良知学舎の金曜クラスの皆さんと課外授業でツアーレッスンを行いました。
行程も終盤ですが、次は特におススメするスポットです。
三条大宮公園から西へ約200m行って左に曲がり南に少し行くと右手に神社が見えてきました。
この神社は平安時代初期の859年に藤原良相によって造られました。
その後、藤原武信がこの神社を厚く信仰したので武信稲荷神社と呼ばれるようになりました。



また、ここは一寸法師ゆかりの地です。

お椀の船で京の都へやってきて住み込みで奉公させてもらうことになるのが、歌にある「京は三条の大臣殿」の屋敷。
この大臣とは、武信稲荷神社を造ったその藤原良相。
一寸法師のお話:
公主挥动着小木槌,口中念着:“请把一寸法师的身体变大吧!变大吧!”
没想到这根槌子真的灵验了,一寸法师的身体马上就变大、长高了。
姫は小槌を振って「一寸法師の体、大きくなあれ!大きくなあれ!」とつぶやきました。
驚いたことに、この小槌は本当に効き目があり、一寸法師の体はたちまち大きくなり、背が高くなりました。
小槌→小木槌xiǎo mùchuí.
打ち出の小槌|百宝魔槌bǎibǎo móchuí
打ち出の小槌で、大きくなった一寸法師はその後天皇に取り立てられて、名を「堀川少将」と改めました。
どうして「堀川少将」?
お椀の船に乗ってさかのぼってきたのがすなわち「堀川」だからという説があります。
この「それからの一寸法師」は、とても出世し、3人の子供に恵まれたそうです。
中国語ツアーレッスン(6)三条会商店街
二条陣屋から南へさらに下ると、三条会商店街に出ました。
この三条会商店街の始まりは1914年、今年で108年です。
ここは西日本最大級の全長800メートルのアーケードがあります。

アーケード街は、中国語で”有拱顶的商店街yǒu gǒngdǐng de shāngdiànjiē”
商店街の放送では、「365日晴れの街」と言ってます。
雨でも濡れないのでマラソンランナーの野口みずき選手がかつて練習でここを走っていて、その当時は応援の垂れ幕が上にかかっていました。
最近新しいお店もできていてぶらぶらするのもとても楽しい商店街です。
如果你想要在京都逛街购物,这里也是你一定不能够错过的一个地方。
Rúguǒ nǐ xiǎngyào zài Jīngdū guàngjiē gòuwù,zhèli yě shì nǐ yídìng bù nénggòu cuòguò de yí ge dìfang.
京都で街を散策しショッピングを楽しみたいなら、ここも外せないところです。
中国語ツアーレッスン(5)二条陣屋
先日は良知学舎の金曜クラスの皆さんと課外授業でツアーレッスンを行いました。
神泉苑から続いてやってきたのは歩いて3分ほどの「二条陣屋」です。

17世紀に小川家の萬屋平右衛門と言う商人がこの屋敷で米両替商を営んでいました。
地方の大名が民事裁判のために京都に来たときの宿泊所として提供していました。
外観上の特色は、防火のため外面をすべて漆喰で塗り、窓も虫籠窓しか開けずに、
一般の京町家とは異なった外観となっています。
天井の武者隠し、吊り階段、落し階段などまるで忍者屋敷のような造りです。

防火、防盗的功夫十足,三百多年的老屋完整保存。
Fánghuǒ、fángdào de gōngfu shízú,sān bǎi duōnián de lǎo wū wánzhěng bǎocún.
防火・防犯対策が万全で、築三百年余の古い屋敷がそのまま残っています。
(この日は時間の関係で中には入りませんでした)