中国語「去、走、上」の違い
先日の授業で、受講者の方から
「行く」という時、中国語で「去qù、走zǒu、上shàng」がありますが、その違いは何ですか?
と尋ねられました。
なるほど、どれも、「行く」という意味がありますね。
ではひとつづつ見ていきましょう。
「走」
「走」は「ある場所から離れる、現在地を離れてほかの場所へ移動すること」ことで、目的地はそんな大事な要素ではないのです。
例文:走吧! Zǒu ba. 「行きましょう、さあ、出発だ」というイメージです。
「去」
「去」は「目的地に向かって移動することを表し、ある場所に赴く、行く」ことを表し、目的地も大事になります。
後に場所を表す名詞を置いて、「~へ行く」の意味で用いられますね。
「上」
「上」は限られた種類の場所を表す目的語をともない、目的語の後に「去」を加えることもあります。
例文:
上街(去)/街へ行く.
上北京(去)/北京に行く.
你上哪儿(去)?/どこへ行きますか.
上厕所cèsuǒ(去)/トイレに行く.
また、上班/出勤する や 上学/通学する、などは決まった言い方なので、
この「上」を「去」に置き換えることはできません。
まとめ
似たような単語は区別しにくいですが、例文を見てイメージで覚えるようにしましょう。
玄米は中国語で
滋賀県の知り合いの方が稲作をされていて、お米を毎年分けてもらっています。
玄米でもらって、近くの精米機のあるところに行って精米をしています。
でも、玄米ってとても栄養価が高いと聞いて、精米せずにそのまま玄米で炊いて食べてみることにしました。
玄米はすなわち「糙米 cāomǐ」で、
もみから外側の籾殻を取り除き、内側の保護皮層(果皮、種皮、核層)をそのまま残した米粒のことです。
内側の保護皮膜には粗い繊維などが多く含まれ、食感はざらざらとした濃厚なものになります。
炊くのにちょっと時間がかかりますが、ダイエット効果が顕著です。
一般的な白米に比べ、玄米はビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、健康食とされています。
中国語意訳:
玄米就是”糙米”,是稻谷脱去外保护皮层稻壳后的颖果,内保护皮层(果皮、种皮、珠心层)完好的稻米籽粒。
由于内保护皮层粗纤维等较多,口感较粗,质地紧密,煮起来也比较费时,但其瘦身效果显著。
与普通精致白米相比,糙米维他命、矿物质与膳食纤维的含量更丰富,被视为是一种健康食品。
ということで、炊飯器を玄米モードにして1時間半かけて炊きました。
そして、いわしの缶詰を温めて上に載せてどんぶり完成!
ヘルシーでおいしい! 既健康又美味!Jì jiànkāng yòu měiwèi.
"既……又……”の形で、同じ構造の二つの動詞(句)または形容詞(句)や節を接続して、同時に二つの性質・状態を備えていることを表しますよ。
中国 昔の合コン!?
3月3日は上巳(じょうし)の節句。それ、何の日?
上巳の節句
中国では昔、3月上旬の巳(み)の日を上巳(じょうし)といい、後に旧暦の3月3日を指すようになりました。
上巳の「巳」は「へび」の意味でへびは脱皮をして生まれ変わることから、穢れを祓い清める行事が行われていました。
上巳節は春秋時代から流行し始めましたが、上巳節という言葉は前漢の文献から生まれたもので、上巳節は三月三、三日節、三月節とも呼ばれます。
地域によっては、三月三日に墓参りをするところもあり、この日を小清明と呼ぶこともあるようです。
中国語意訳:
上巳节是从春秋时期已经开始流行了,上巳节一词就是起源于汉初的文献中,上巳节也可称为三月三、三日节、三月节。
有些地区在三月三这天去扫墓,这天他们也会称为小清明。
出会いの場
上巳節が行われた様子を記録した古書『周礼-地官-媒氏』の一節に、
「今日は上巳節、男女の出会いの場、家庭やパートナーがいない限りは、お互いに目が合えば、婚約することもありますよ。」というのがあります。
今はもう知る人ぞ知る上巳節ですが、宋の時代以前は、上巳の節句上巳の節句は古代の人にとても人気があったようです。
漢の時代には文化的に弱体化の兆しを見せましたが、そういう出会いの機会は昔からあったのですね。
私の記憶が正しければ・・・・・(これも古いですが)
約40年前に「パンチでデート」というテレビ番組がありました。
「一目会ったその日から恋の花咲くこともある。見知らぬあなたと見知らぬあなたをデートで取り持つパンチでデート」
ひな人形を中国語で
ひな祭り
毎年3月3日は、日本の伝統的な「ひな祭り」です。
また、「桃の節句」とも呼ばれています。 かつて旧暦の三月三日(新暦より約一ヶ月遅い)に桃の花が満開になることから名付けられました。
ひな人形
家に人形を飾るのがひな祭りの伝統的な行事です。
この日、女の子のいる家庭では、家に階段状のひな壇を設け、そこにきものを着た様々な小さな人形(おもちゃの人形)を飾り、女の子の健やかな成長を祝います。
これらの人形は、手作りのものや、購入するものもあります。
人形のセットは普通15体で、天皇と皇后、三人官女、五人囃子、二人の随臣、三人の衛兵です。
これら人形は姿さまざまで、まるで命を吹き込まれたよう。
その昔、中国では子供が生まれると、その子の健やかな成長を願い、家で人形を作ったと言われています。
この風習は平安時代に中国から伝わったものですが、当時の人形は竹の骨格に紙で作った服を糊付けして作ったものでした。
日本に伝わった当初は、天皇や貴族の間でしか流行らず、庶民の間に広まったのは17世紀後半になってからです。
その後、現在のような人形に進化していきました。
ひな人形のなかには文化財並みの歴史的価値を持ち、数世紀にわたって伝えられているものもあり、博物館に展示されているひな人形もあります。
中国語では
每年的三月三日是日本传统的“女儿节”。
女儿节又叫“桃花节”。因为过去女儿节是在旧历三月三日(比公历三月三日约迟一个月),正值桃花盛开之时,故此得名。
在家中摆设偶人架是女儿节的传统庆祝活动。
这天,凡是有女孩子的家庭都会在家里设置一个阶梯状的偶人架,在上面摆放各种穿着日本和服的小偶人(玩具娃娃),以庆祝女孩健康成长。
这些小偶人,有自己制作的,也有买的。
一套偶人,一般为15个,有皇帝和皇后,3位宫廷贵妇人,5名乐师,2位大臣和3个卫兵。
这些小偶人姿态各异,栩栩如生。
据说过去在中国,小孩子出生以后,家里要做娃娃,以为孩子健康成长之兆。
这个风俗在平安朝时代从中国传来,但当时的娃娃是用竹子做骨架的,然后糊上纸做的衣服。
后来就逐渐演变成了如今这样的玩偶了。
这些人偶的历史价值和文物一样,流传了百年,有的还摆在博物馆。
まとめ
ひな人形も住宅事情によって変化しています。
牛タンに舌鼓
焼いた牛タンの食感、焼いた独特の風味、そしてコショウ塩を効かせることで、牛タンのタンパク質から出る美味しい香りを誘発します。
次から次へと手が止まらなくなる一品です!
レモンの輪切りを添えて、数滴のレモン果汁をかけると牛タンに爽快感を与えてくれます。
中国語意訳:
烤牛舌的口感,烧烤后独特的烤香味,再搭配点胡椒盐,诱发出牛舌里蛋白质释放出美味的香气。
让人一块接一块,几乎不想停下来!
搭配了柠檬片,滴上几滴柠檬汁会给牛舌带来清新的感觉。
ちょっと厚切りの牛タンに「舌鼓」!
日本語での「舌鼓」の意味は、美味しいものを食べた時に舌を鳴らす音と、不満げに舌を鳴らす舌打ちの2つの意味があります。
舌鼓の由来として、「舌」はすなわちベロのことで、「鼓」というのは太鼓のような打楽器のことですね。
中国語で舌鼓(したつづみ)は、”咂嘴zāzuǐ,吧嗒嘴bāda zuǐ”といいますが、
中国では舌を鳴らすのは、相手を賞賛するときや褒め称える時にも使用されます。
このことから、料理への賞賛という意味で「舌鼓」という言葉が用いられているようです。
例文:
舌鼓を打つ|咂着嘴吃(得很香)。
この牛タン、おいしくて舌鼓を打ちっぱなし!