「デパート」を中国語で説明すると
みなさん、こんにちは。 大家好!
今日は「デパート開業の日」の記念日だそうです。
中国語で「デパート」 は ”百货商店bǎihuò shāngdiàn,百货商场bǎihuò shāngchǎng,百货公司bǎihuò gōngsī”などと言いますね。
「デパート」を中国語で説明すると……
百货商店起源于1852年的法国好市场,北京SKP是全球最大。
在中国,百货商店是城镇零售的重要形式,经营范围广泛,商品多样丰富,集专业与综合优势,满足多方面购物需求。
商店内按类别设置商品部,实行专业化经营。
随社会经济发展,百货商店呈现两大趋势:多样化经营,提供咖啡厅、小吃部、餐饮部等服务;灵活经营,包括批发和廉价折扣柜,提高竞争能力。这反映了百货商店不断变化的经营方向和内容。
日本語意訳
デパートの起源は1852年創業のフランスのボンマルシェです。全世界最大の百貨店は北京SKPです。
中国では、百貨店は町の小売りの重要な形態であり、幅広い経営範囲と多様な商品で専門店と総合店の利点を兼ね備え、幅広い顧客のショッピングニーズに応えています。
店内は商品の種類ごとに商品部門が設けられ、専門的な経営が行われています。
社会経済の発展に伴い、百貨店は二つの新しい傾向を示しています。
一つは経営内容の多様化で、商品の販売に加えてカフェ、軽食部、飲食部などのサービスを提供しています。
二つ目は経営方法の柔軟性で、小売りに加えて卸売りも行い、各種の安価なキオスクやディスカウントセクションを設け、多層次の顧客ニーズに応え、店舗の競争力を高めています。
これは百貨店が絶えず変化する経営方針と内容を反映しています。
ちなみに、「百貨店」を意味する「デパート」は英語の「デパートメントストア」(department store)を省略した呼称で、「デパート」は和製英語であって、英語圏では使われないそうです。
まとめ
子どものころ、デパートに連れて行ってもらい、最上階の食堂で、型抜きケチャップライスに小旗が刺してある『お子様ランチ』を食べるのがとても楽しみだったことを思い出します。
昭和やな〜 今は昔。
「今年の漢字」は?
みなさん、こんにちは。 大家好!
毎年12月12日は、一年の出来事を象徴する「今年の漢字」発表の日。
中国語で「今年の漢字」を紹介してみよう!
每年12月12日,京都清水寺的住持会在150cm x 130cm的黑谷和纸上挥毫,
书写由日本汉字能力鉴定协会选定的年度汉字,并将其展示一整年。
这项活动的目的是回顾过去一年,深思汉字的内涵,反映国内外的重大事件。
汉字以其简洁性,使得年度汉字能够丰富而精炼地概括一年的精髓,具有极高的"浓缩性"。
日本語意訳
毎年12月12日、京都清水寺の住職が、150cm x 130cmの黒い谷和紙に筆を振り、
日本漢字能力鑑定協会が選定した今年の漢字を書き、1年間展示します。
この行事の目的は、過ぎ去るこの一年を振り返り、漢字の持つ意味を深く考え、国内外の重要な出来事を反映することです。
漢字はその簡潔さから、今年の漢字は、その年のエッセンスを豊かで精錬された形で要約することができ、「濃縮性」が高いのです。
今年の漢字の選定プロセス
「今年の漢字」は、公開投票によって選ばれます。
一般の人々がその年の出来事やトレンドを反映する漢字を提案し、最も票を集めた漢字が選ばれるのです。
上で紹介したように、選ばれた漢字は、京都の清水寺で住職によって書かれ、その後、寺内に展示されます。
漢字が持つ意味
漢字一文字には、深い意味や多くの感情が込められています。
例えば、2020年の漢字は「密」でした。これは、新型コロナウイルスの影響で「密閉」「密集」「密接」を避ける必要があったことを反映しています。
また、2021年の漢字は「金」で、東京オリンピックでの日本選手の活躍を称える意味が込められていました。
まとめ
中国語で使う漢字は、日本語の漢字と同じものもたくさんあります。
中国では「簡体字」といって、簡略化された漢字を使い、
台湾や香港などでは「繁体字」といって、筆画が多い漢字の字体が使われています。
なじみの深い漢字ですが、今年の漢字は、何でしょうね。
中国のお粥、腊八粥
みなさん、こんにちは。 大家好!
”腊八粥 là bā zhōu”って、聞いたことがありますか?
中国では旧暦の12月のことを"腊月"と言います。
その腊月の八日に食べるお粥が、”腊八粥 là bā zhōu”と呼ばれるものです。
腊八粥を中国語で
腊八粥是一道中国传统的节日食品,通常在农历腊月初八制作。
人们相信食用腊八粥能辟邪驱疫、祈福健康。
腊八节这一天,家庭会聚在一起共同享用,寓意着新一年的美好祝愿。
腊八粥的传统食材包括大米、小米、玉米、薏米、薏米、莲子、花生和各种豆类。
日本語意訳
腊八粥は、中国の節句に食べる伝統的な食品で、通常、旧暦12月8日に作ります。
腊八粥を食べることで邪気を払い、健康を祈ると信じられています。
腊八節のこの日、家族は一堂に会して共に食べます。新年への幸運を祈るという意味が込められているのです。
腊八粥の伝統的な材料は、米、粟、トウモロコシ、ハトムギ、赤ナツメ、蓮の実、ピーナッツ、様々な豆です。
仏教とも関連、中国語で
腊八粥的一个说法与佛教有关。
佛教创始人释迦摩尼曾是印度王子,为追求平安而出家修行。
在修行六年后,在十二月初八的菩提树下悟道成佛。
为庆祝这一日,寺庙将平时化缘得到的各种食材煮成粥,施舍给百姓,这就是腊八粥的由来。
日本語訳
腊八粥は仏教に関連するという説があります。
仏教の創始者である釈迦摩尼は、かつては印度の王子で、平和を求めて出家しました。
六年間の修行の後、十二月八日に菩提樹の下で悟り、仏陀になりました。
この日を祝して、寺院では普段から寄進された様々な食材を煮て、人々に施しました。これが腊八粥の起源です。
粥という字のオモシロ解釈
粥:会意:从米,从二弓。“米”指米粒,而“弓”意为“张开”、“扯大”的意思。
“米”与“二弓”联合起来表示“把米粒从左右两边同时扯大”。
也就是说,用火和水把米粒体积增加到最大的时候的米饭就称之为”粥”。
粥:「米、二つの弓」から成っています。「米」は米粒のことで、「弓」は「開く」「引っ張って大きくする」という意味。
「米」と「二つの弓」の組み合わせで、「米粒を左右から同時に引っ張って大きくする」ということを表していて、
つまり、火と水で米粒の体積を最大限に大きくした時のご飯を「粥」と呼ぶのです。
まとめ
お粥にもいろいろなエピソードがあるのですね~!
ところで12月8日は、京都では千本釈迦堂で「大根だき」
釈迦が悟りを開いた12月8日を祝う「成道会(じょうどうえ)」にちなむ行事といいますから、
中国語の世界への第一歩:まずはまねっこから
みなさん、こんにちは。 大家好!
昨日の中国語の授業では、まったくの初学者の受講者さんとの初対面でした。
中国語ってどんな言葉?、というお話をした後、さっそく発音の練習をしました。
中国語の発音には、日本語にはない独特な音がたくさんあり、最初は戸惑うことも多いです。
まずはまねっこから
最初のステップは、中国語の基本的な音に慣れていくことです。
受講者さんには、「まずは何も考えずに、聞いた通りに真似してみましょう」と声をかけ、異なる発音に挑戦してもらいました。
最初は戸惑いと照れくさい笑顔が交互に現れましたが、それが徐々に楽しさへと変わっていくのがわかりました。
まねっこの楽しさと成果
授業では、中国語の発音を身につけるための簡単なフレーズや単語を使い、リピーティングの練習を重ねました。
受講者さんは最初は舌を慣らすのに苦労しながらも、そうして楽しみながら挑戦するうち、次第にうまく発音できるようになってきました。
最初は頭であれやらこれやら考えるよりも、やはり自分の耳で聞いてそれを自分の口で再現する、いわゆる「まねっこ」をして、自然体で中国語の音に触れるのが一番だと思います。
未知の冒険への一歩
発音の難しさや異なる言語の壁はあるかもしれませんが、まずは何も考えずにまねっこから始めることで、楽しさが広がります。
授業を通じて、受講者さんと一緒に笑いながら学び、次第にうまくなっていく様子を見ることができて嬉しかったです。
このまねっこの一歩が、受講者さんが中国語の素晴らしさにどんどん引き込まれていくきっかけになれば幸いです。
まだ知らない世界が広がっています。ともに、楽しみながら未知の冒険に挑戦していくことを期待しています。
12月「腊月」の訪れ
みなさん、こんにちは。 大家好!
早いもので今日から12月ですね。
旧暦12月のことを中国語で"腊月 làyuè”と言います。
この月、気温が下がり次第に寒くなり、寒波が頻繁に訪れ、中国の大地は寒冷な季節に突入しますが、この月には、一年の終わりを告げ、春節の到来を予告する豊かな文化があります。
例えばこの月の8日には、健康で過ごせますようにと腊八粥というお粥を作り、家族が一堂に集まり、温かい「腊八粥」を一緒に楽しみます。
寒い腊月は人々の情熱を凍てつかせることはなく、年末の特別な魅力でいっぱいです。
腊月,是中国传统农历历法中的最后一个月份,也是一年的尾声。
腊月,有着丰富的文化内涵。在这个月份里,人们开始为即将到来的新年做准备,忙碌而热闹。
在这个月份里,家家户户都开始准备年货,熬制腊八粥,寓意着对新一年的美好祝愿。
而腊八粥,除了象征着对健康的祈愿外,更寄托了对团圆的渴望。
家人围坐一堂,共同品尝着热腾腾的腊八粥,温馨的氛围弥漫在整个家庭。
腊月的寒冷并没有冻结人们的热情,反而激发了年末的独特魅力。
日本語意訳
腊月は中国の伝統的な旧暦の最後の月であり、一年の終わりでもあります。
腊月は、豊かな文化的意味合いを持っており、 この月、人々は来たる新年の準備を始め、忙しく賑やかになります。
この月には、どの家庭でも正月用品を用意し始め、新年への願いを象徴する腊ハ粥を作ります。
腊八粥は健康を願うだけでなく、だんらんを望む気持ちの象徴でもあります。
家族そろってアツアツのお粥を囲み、温かい雰囲気に包まれます。
腊月の寒さは、人々の熱気を凍らせることなく、むしろ年末ならではの独特の魅力をかき立てるのです。
今年も残りひと月
中国語学習において、皆さんは今年もレベルアップされたことでしょう。
これからの1か月は、今年最後の追い込みで、新しい単語や表現を覚え、実際の会話でのスキル向上を目指しましょう。
そして同時に、中国の文化や歴史も理解を深め、言葉だけでなく豊かな背景も把握していくことが重要ですね。
学ぶうちに挫折を感じたり、イヤになったりすることもあるかもしれませんが、それを乗り越え、続けてがんばっていきましょう。