竹の径
京都市のお隣の向日市にある「竹の径」
全長約1.8kmにおよぶ竹林道です。
竹林道の両側には、 見たことがないめずらしい竹垣があります。
車窓からの風景を動画にしました。
動画の始めに書いたのは
初夏绿绿的竹叶
像一片片晶莹剔透的翡翠片。
在阳光的照耀下,
忽闪忽闪,十分美丽。
Chūxià lǜlǜde zhú Yè xiàng yí piànpiàn jīngyíng tītòu de fěicuì piàn。
Zài yángguāng de zhàoyào xià,hūshǎn hushan,shífēn měilì。
初夏の青々とした竹の葉
まるで透き通る一片のヒスイのよう
日差しに照らされ
きらきら輝き、美しい。
解説:
晶莹[jīngyíng]
きらきらして透明である
剔透[tītòu]
澄みきっている、透き通っている
翡翠[fěicuì]
ヒスイ、“硬玉yìngyù”とも
忽闪[hūshan ]
きらきらする
ヒスイのような竹の葉って、すてきな形容ですね。
ここの葉が、全て「ヒスイ」なら、もうそれはすご〜〜い「宝の径」
立ち入り禁止か!?
何事においても、成果を上げるには相応の時間が必要ですね。
外国語をマスターするのも例外ではありません。
私などは一進一退を繰り返し、投げ出したくなったこともしばしば。
今日は、そんなときにちょっとアドバイスになる一段をご紹介します。
成功就是一种坚持,在焦躁中保持冷静,在诱惑面前保持一颗平淡心,在压力中依旧需要坦然,即使在没有鲜花和掌声的日子里,依旧要快乐地生活……这一切需要有一份耐心、一份坚持和一份守候。
訳:
成功とはすなわち頑張って続けること。焦燥感の中でも冷静さを保ち、誘惑の前でも平穏な心を保ち、ストレスの中でも変わらず平然としていることが必要です。生花と拍手のない日でも、依然として楽しく生活する……このすべては忍耐心、頑張って続けること、そして待つことが必要です。
如果一个人做事总是缺乏耐心,急于求成的话,就会失去很多成功的机会。
耐心是成功的关键因素之一,更是快乐人生的一个重要品质。
心理学上讲,耐心属于意志品质的一个方面,即耐力。
成大事者不在于力量的大小,而在于能够坚持多久。
诸多成语,如“铁杵磨针”、“水滴石穿”、“跬步千里”等,都说明耐心对成功的重要性。
訳:
「もし、事を行うのに忍耐心がなく、急いでしまうと、成功する機会を逃すことになります。
忍耐は成功のカギとなる要素の一つであり、さらには幸福な人生の重要な資質です。
心理学的には、忍耐は意志の品質の一面、すなわち持久力です。
大事を成すのは、力の大きさではなく、どれだけ耐えるかにかかっているのです。
「鉄杵磨針(鉄のきねを研いで針にする)」、「水滴石穿(雨垂れ石をうがつ)」、「跬步千里(のろのろと歩いても止まらないなら、千里の道を行くことができる」など、多くの成語は忍耐が成功には重要であることを物語っています。
持ちこたえることの大切さ、続けることが大事ということ
今の時期、いろいろなことに当てはまりそうです。
アウトプットの重要性
時間をかけて一生懸命覚えた単語や文章、なかなか記憶に定着しませんよね。
それは使う頻度が少ないからというのが1つの理由ですが、普段の生活で中国語を話す環境はなかなかありません。
コロナの前だと、街にインバウンドの訪日観光客が溢れていて、まだ話す機会もあったかもしれませんが、今はそれも皆無です。
記憶に定着させるのは、やはりインプットのみならずアウトプットを何回もすることが効果的です。
しかしながら、今の時期、緊急事態宣言発令で、
対面の授業も受けられない
予習、復習したい
独学で勉強している
と言う方にオススメなのが、スマホを使ったアウトプットの方法です。
iPhoneの場合ですが
設定から一般、キーボード、新しいキーボードで追加、その中から簡体中国語を選んで、中国語の文字が打てるようにします。
その中国語モードの画面で、
マイクマークを押して、中国語を話してみます。
うまく変換できると発音オッケー。
違うように変換されると発音がまずいと言うことなので、とても練習になります。
何か練習したい言葉や文章をまず言ってみてください。
ワクワク、ドキドキ
うまく変換されていると大拍手
うまく変換されない時は、もう一度
それでもうまくいかない時は、変換されるまで練習してみてください。
スマホが発音矯正の先生に早変わりです
こうすると自分の中国語の発音ミスに気付くことができ、そのミスを修正することができます。
这样能够发现自己的中文发音错误,而且又能改正那个错误。
Zhèyàng nénggòu fāxiàn zìjǐ de zhōngwén fāyīn cuòwù,érqiě yòu néng gǎizhèng nàge .
これを繰り返すと、繰り返したそのこと自体で、記憶に定着しやすくなります。
しかも、自分の弱点も発見でき、正しい発音が身について有効です。
時間を捻出して、これだけ時間をかけて、一生懸命こうやって覚えた、
けれども全然その効果が見えない、全然上達してない、とよく思ってしまいます。
すこしあくと、またゼロに戻ってしまった
やってもやってもすぐ忘れる、と思いがちです。
でも、テキストを開いたこと、単語の音声をひとつでも聞いたこと、そのことに目を向けて、努力したことを認めてください。
まだ足りないと自分に厳しくするのは一旦止めて、これだけやった、苦労した、よくやったと認めてください。
自分のやったことを低く見積もらないで、これだけのことを、他の事よりも優先させてやったと、まずは自分を褒めてください。
たとえ今はその成果が目に見えて現れなくても、昨日覚えたての単語を忘れていても、
後になって「あーなんかそんなあった」となんとなくでも思い出すことが本当によくあります。
今日やった事は、自分の気付かないところ深くに蓄積されていて、
中国語のレベルアップに血となり肉となっていますから、
全く進歩がない、もうやめたなどと、諦めずに少しずつでも、
ほんの3分の時間でも中国語に触れる時間を作ることが、自分の目標達成の一歩になるに違いありません。
一緒に頑張りましょう。
語学学習には「語彙を増やす」すなわち「知っている単語、使える単語を増やす」ことが欠かせません。
文法や理論をいくら詳しく知っていても、単語を知らなければ、話せませんし伝えることができません。
「とっても美味しい料理の作り方はよく知っているけど、材料が無いから作れない」みたいに。
私はかつて単語をカードに書いて覚えました。
近くの印刷屋さんに行って、名刺くらいの大きさの厚紙を1000枚、頼みました。
「一体何に使うの?」と聞かれて、「単語を覚えるのです」と答えると、
「ええ?こんなにたくさん?」と驚かれました。
実際、その厚紙はすべて使い切りました。
今現在も捨てるに忍びなく色あせて茶色くなったのが、箱に入れて置いてあります。
その当時、このカードを作るだけでなく、その書いてある単語をA4の紙に書けるだけ書きました。
これだけやったという達成感を維持したかったので、その紙は捨てずに机の上に積んで
「ああ、書いた、書いた、ようやった」と自己満足。
これも1つの方法です。
あれから数十年経ちました。
いろいろな経験をして最近思うのは、
書いて覚える時、それを実際に口に出して言いながら書く
こうするとさらに効果が増し
もし音声があるのなら音声を流して、その通りに真似して口に出して言って、それから書く
さらにはその単語のイメージをする。
例えば「りんご、苹果píngguǒ」を覚えようとするとき、
机の上のテキストや単語カードといった字だけからではなく、
自分の体験に基づいて、
「ああ、昨日、スーパーに買い物に行ったときに、リンゴあったわ。1袋400円もして、うわ、高っか、と思って買うの止めたな」と、その状況を思い出して、
あれがすなわち「苹果píngguǒ」か、
と映像化すると記憶に残りやすいのではないでしょうか。
感覚全てを動員して、覚えると効果的です。
「しっかり記憶して忘れない、しっかり覚える」という中国語は、
记住[jìzhù]
例文:
好好儿记住/よく覚えておく
虽然说是学了,但是什么也没记住/習ったと言うものの、何も覚えていない
上の例文のように何も覚えていないのは困ります。
でも、その気持ち、よ〜〜〜く分かります。
感覚を総動員して覚える方法、試してみて下さい。