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葉書の語源の葉っぱ

最近は書く機会が減った「葉書(はがき)」

 

「葉書」の語源になったと言われる「多羅葉(たらよう)」の木が、

 

京都御苑、宗像神社の社殿正面に生えています。




葉は肉厚で長楕円形、その縁は細かいきざぎざがあります。

 

葉の裏面に傷をつけると、その部分のみが黒く変色し、字を書くと長期にわたって残るため、

 

これが「葉書」の語源になったといわれます。

 

葉の裏面に経文を書いたり、葉をあぶって占いに使用したりしたので、その多くは寺社に植樹されているそうです。

 

 

一枚落ち葉を拾って、字を書いてみました。






どうして、「多羅葉」というのでしょう?

 

インドに経文を書くのに使われたヤシ科の多羅樹という木があり、まるでその木の葉っぱのように字が書けるということで、

 

この木を「多羅葉」というようになったそうです。



中国ではこの木は‟苦酊”や‟大叶冬青”と呼ばれており、葉を煎じて飲まれています。

 

苦いらしい〜〜〜



中国の最初の葉書は?

 

中国第一套明信片由清政府发行于1896年,为竖长方型,左上角印有"大清邮政"字样,蟠龙和万年青图案。

 

Zhōngguó dì-yī tào míngxìnpiàn yóu qīng zhèngfǔ fāxíng yú 1896 nián,wèi shù cháng fāng xíng,zuǒshàng jiǎo yìn yǒu " dà qīng yóuzhèng " zìyàng,pán lóng hé wànniánqīng tú'àn.

 

中国で最初の葉書は、1896年に清国政府が発行したもので、縦長の長方形をしており、左上に「大清郵政」の文字が印刷され、蟠龍と万青年がデザインされていた。

 

蟠龍→水生のドラゴン、中国の芸術における古代のモチーフ

 

万年青→冬になっても葉が青いことから万年青と書かれ、永遠の繁栄を象徴するおめでたい植物




この葉書の葉、

 

葉っぱに字を書いて、人に贈るとは、

 

それがラブレターならとてもロマンチックですね〜。